松本大のつぶやきの記事一覧
相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。
毎週金曜日更新
インフレ期の投資セミナー
デフレの時は資産管理・運用は下手にやっても大きな違いは出ません。インフレの時ほど、やり方次第で大きな大きな違いが出るものです。デフレは動きが小さく、かつ遅く進行する。インフレは動きが大きく、かつ足が速いです。恐らく資産管理・運用だけでなく、生活、大袈...
脳運動
私は松井孝典先生の大ファンです。お話を聞いても本を読んでも、とにかく面白い。視点が飛び抜けている。天才中の天才とはこういう方を指すのではないでしょうか。私なんぞが口に出すのも憚られますが、なんでノーベル賞をお持ちでないのか、私には不明です。因みに、集...
日本市場の未来 その5
円安、株高、エネルギー問題、そして日本国債市場。アベノミクスの効果と影響に絡めて日本市場の未来を今週はずっと書いてきましたが、今日はその最終回です。デフレ脱却、そして緩やかとは云えインフレになっていくことの最大の効果。それは"マインドセット"の変化だと...
日本市場の未来 その4
円安、株高、エネルギー問題とその解決の選択肢などを書いてきましたが、今回はアベノミクスが日本国債の金利に与える影響について。デフレ容認から緩やかなインフレへの政策転換により金利は急上昇するのではないか?2本目の矢である財政出動によって国のバランスシー...
日本市場の未来 その3
アベノミクスの中で円安が起きる理由、国際社会と円安の関係、そしてエネルギー問題の極一部について一昨日・昨日と書いてきましたが、今日はこのエネルギー問題と円安の関係です。原発事故後のエネルギー計画が明らかにならないうちは、一方通行の円安には国内でも反対...
日本市場の未来 その2
昨日はアベノミクスの中で円安が起きている理由などを書きましたが、では日本にとっての"インスタント競争力"である円安を、国際社会はどう見ているのでしょうか。通常であれば一国の通貨安政策は、すぐさま批判されるものです。しかし今回は、そもそも昨年10月の東京で...
日本市場の未来 その1
今朝、アメリカの大きなエンダウメント(=大学に対する寄付金)を運用するファンドのCIOから電話があり、日本の今後について質問を受けました。私は話しながら、議論しながら、質問を受けながら考えるタチなので、円や日本の株式、債券市場の今後がどうなるかについて...
渦
お経は眠くなるとよく云いますが、本当にそう思います。或いは妄想など、あらゆる類の瞑想を走らせます。いや、瞑想よりも脳の迷走の方が正しいかも知れません。意味が分からないので意識がそちらに引っ張られず、しかしロジカルな思考をするような音環境ではないので、...
エネルギー
マーケットにエネルギーを感じます。マーケットが気になります。こんな時は、朝から晩まで、そして晩から朝まで、マーケットだけを見ていても私はちっとも飽きません。飽きないどころか興味が尽きません。目はパッチリ。頭もマーケット絡みでグルグル回り続けます。残念...
マーケットは止まらない2
「マーケットは止まらない」との題名でつぶやきを書いたのは去年の11月22日のことです。それから今日まで、まさにマーケットは止まりません。デフレを良しとしていた国が、緩やかなインフレを目指すようになった。このこと自体が極めて重大な転換であり、その意志が、マ...
国内・海外
今日はマネックスグループの第3四半期決算発表でした。東京証券取引所の兜クラブといわれる会見場で、新聞社や通信社の記者さんの前でいつものように会見を行いました。普段はマネックスグループのCEOとしての私と、グループのCFOの2名で会見を行うのですが、今日はマネ...
20年
週末に、その彼にとって私が2番目に古い知人である彼が、ハタチになりました。20年。2decades.長かったのか短かったのか。思うことは色々ありますが、感謝の気持ちで一杯です。先週金曜日は日経平均が11週連続上昇してそれが42年ぶりということでびっくりしましたが、20...
42年ぶり
日経平均が11週連続で上昇し、それは42年ぶりとのこと。なんと!これはおめでたいことです。先ずは素直に大いに喜びましょう。ここで次に気になるのは、今回の動きが、振り子の振れのように行っては戻ってくる類のものなのか、或いは堤防が決壊して水が流れるように行っ...
時間
時間よ止まれ、と云う歌がありますが、私は時間に止まって欲しいか、流れて欲しいか。そんな妙なことを考えました。確かに時間に止まって欲しい瞬間はあります。でも本当にそこに止まっていいのかと云う不安もあります。一方時間が流れていくと、そこには変化があり、感...
アメ車
私は車が好きです。但し私の云う車が好きとは、車という物体、或いは工芸品が好きなのではなく、運転が好きなのです。基本的にマニュアル車しか乗りません。なるべく軽い車。出来ればエンジンは自分の体より後。ヒール・アンド・トゥもきれいに出来ますし、最近はもうし...
そば湯
本来今日は金融緩和のことを書くタイミングなのかも知れませんが、思わずフライングで昨日書いてしまったので、今日は何故かそば湯について書きたいと思います。私は可能な限り毎日お昼はおそばを食べるのですが、これは好きで、大好きでそうしているのですが、今日はそ...
バブル
バブルとは何でしょう。このことを考える時、私は鴨長明・方丈記の書き出しを思い出します。「行く河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世の中にある、人と栖(すみか)と...
ディナー
昨晩は現地香港や深センの広義の同僚とディナーをしました。英語と中国語がチャンポンの会話で、ディナーに関するプロトコールは主に中国ですが、そこに香港風や日本、欧米などが混じり、"東南アジア"的な雰囲気の中で時が経っていきました。経験なのか歳なのか、こうい...
香港、再び
半年ぶりぐらいでしょうか、香港に来ました。二日間だけのショートトリップです。分かってはいたのですが、実際にかなり暖かくてビックリです。香港。何度も何度も来た場所ですが、例えばニューヨークなどと比べて印象が薄い気がします。しかし実は多くの思い出があるの...
雅楽
昨日テレビ番組に出演し、雅楽の東儀秀樹さんの演奏を間近に聞くことが出来ました。天と地と空を表すという「笙(しょう)」「篳篥(ひちりき)」「龍笛(りゅうてき)」の音も、すぐ隣に座って聞かせていただきました。ホァット・アン・エクスペリアンス!笙の音色は「...