マネックスグループは世界12拠点にオフィスがあり、社員も約7割が日本でないところにいますので、顔を合わせないコミュニケーションが多く、またそれでも問題ないコミュニケーションにならないと仕事になりません。一々出張したりさせていたら効率も悪いしコストも掛かるからです。しかしやはり人間のことなので、メールよりも電話、電話よりもビデオ、そしてビデオよりも顔を合わせるコミュニケーションの方が良いコミュニケーションになります。
良いコミュニケーションとは何か?コミュニケーションはこちらの主張を伝えることではなくて、相手にこちらの望む行動を起こしてもらうことだと私は定義しているので、行動を起こしてもらうためには相手がどのように理解しているか、感じているかを捉えることが肝要で、これは顔色を読むなどとも云いますが、相手の様子を知ることが大きな手掛かりとなります。メールでは感情を隠し得る、或いは誇張しすぎたりしてしまう場合がある。電話もメールほどではないが同様。ビデオにも限界がある。そしてやはり時に応じて face to face で、顔を合わせて話さねばならないことが起きるのです。顔見なくても分かり合える仲になっていたつもりでも、やはり顔色を見た方がいいこともあります。電話じゃ一緒にお酒も飲めませんしね。

今年もそれなりの出張をしていくことになりそうです。マーケットも仕事も忙しいのはいいことです!頑張ろうっと。