松本大のつぶやきの記事一覧

相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。

毎週金曜日更新
松本大のつぶやき
旋律
歌の旋律が耳に残ります。ふと気がつくと軽く口ずさんだりしていて、しかしよくよく歌詞を聴いてみると実はえらく重い詞だったりすることもあります。そもそもろくに歌詞も聴き取れない海外の歌でも旋律を覚えて、本来であればその場のTPOに合わない内容の歌を口ずさ...
ナノテクノロジー
今朝の新聞に商社がナノテクに大型投資を始めたという記事がありましたが、私はナノテクには大いに注目しています。ナノテクには量子コンピュータのような想像もつかない可能性の領域もありますが、もっと分かりやすい分子・原子単位での微小な機械の開発・作成にも大き...
雑誌
雑誌が大好きです。どちらかというとお堅いものよりも柔らか目の方が好きで、ポスト、現代、フォーカス、何でもあれといった感じです。あたりかまわず本屋に入っては、雑誌が少ないとガッカリし、逆に雑誌が多いと嬉しくなって手当たり次第表紙と目次を見ます。堅いもの...
小泉メールマガジン
小泉内閣のメルマガの登録者数があっさりと100万人を超えました。アメリカの投資家などに「小泉内閣は本当に改革するのか?小泉内閣のリスクは何だ?」とよく聞かれます。小泉さんが改革を断行しないリスクは低いと私は思っています。小泉首相は変化は痛みを伴うとず...
日経商品面
私の密かな楽しみは日経新聞の商品面です。政治・経済・金融面、更に国際面まで見てもあまり興味深い記事がない時などに特に良く読みます。マーケットの仕組みや、その裏にある人智を伺い知るのにも最高の教科書です。中国で発生したインフルエンザの感染を恐れて中国産...
メルマガ
小泉内閣のメールマガジンの登録数が今朝の段階で58万5000通にのぼったそうです。登録受付け開始から2日あまり、しかも日中は混雑してほとんど繋がらないような状況が続いた中でのことですから、登録数はまだまだ伸びるでしょう。独自の情報を発信するメルマガと...
周波数の公開入札
経済財政諮問会議の基本方針案が示されました。電波の周波数割り当ての入札制導入によって競争原理を採り入れ、民間の潜在需要を引き出すといったこともうたわれています。これは中々興味深いアイデアだと私も以前は思っていたのですが、最近ちょっと疑問を持っています...
渋滞
渋滞の力学については今までに何度もつぶやきましたが、やはりいつも興味をそそられます。中でも一番面白いのが見物渋滞で、事故現場を一目見ようと思う気持ちとここまで待ったのだからゆっくり見てしまおうと思う気持ちが重なって現場の車が不規則に減速し、その影響が...
アメリカの投資家
今週は多くのアメリカの投資家と会いましたが、以前とちょっと違う印象を持った部分があります。今まではアメリカ株に投資さえしていればずっと右肩上がりでいい成績を残して来られた訳ですが、アメリカ株の行方が最近一本調子ではなくなって来たので新たな投資対象を探...
サマータイム
アメリカにはサマータイムというものがあります。春から秋まで、時刻を1時間うしろにずらします。仮に本来であれば午前4時から午後8時まで明るいとすると、サマータイムによって明るい時間帯が午前5時から午後9時にずれます。要は朝早くから明るい必要はないし、一...
JM
LTCMでいろいろな意味で世間を騒がしたジョン・メリウェザー(JM)については今までに何度もつぶやきで書きましたがまた書かせて下さい。今発売中のビジネス・ウイークがまたしても痛烈に批判・攻撃をしています。「米株式市場も一方向の上昇基調でなくなった今、...
消費センチメント
アメリカの投資家にいろいろと日本のことも聞かれますが、こちらからアメリカのことも聞いてみます。アメリカの景気は、株式市場はまだ平気ですか?答えはどうやら平気そうなのです。一番の理由は個人消費動向が引き続き力強いことです。連銀の金利の引き下げによりクレ...
ジェット機
仕事でニューヨークに来ています。マネックスに既に投資している、或いは投資に興味のある機関投資家を訪問するIRと、いくつかメディアに会ったり講演したりとかのPRを兼ねています。今回ボーイング777という飛行機で来たのですが、いわゆる「ジャンボ」ボーイン...
お中元
各デパートではお中元の受付けが早くも始まったようです。日本では流通の仕組みに一時期に膨大な量の郵送物がのることが少なくとも年に3回はあります。お中元とお歳暮と年賀状です。しかもこれらの場合、単に流通量が全般的に増えるのではなくて、郵送先の数は増えない...
売買単位
今朝の新聞によるとニッポン放送の株主が上場基準の600人を割ってしまったらしいです。単位の括り変えをすることによって対応するらしいですが、いやはや何ともビックリする話です。ニッポン放送株の1売買単位は約450万円、いわゆる値嵩株に相当します。例えばマ...
首都高速
東京の街の中心部は首都高速道路が幅をきかしています。どうしてこれだけ密に高速道路が重要な地域のビルの間を縫えたのでしょうか?よく見ると首都高速道路はその多くの部分がかつての水路の上を通っていて、未だにその下には川が流れていて多くの橋が残っています。か...
費差、死差、利差
さて何のことでしょう?金融庁は生保の実体に初めてメスを入れました。運用が逆鞘なので予定利率を引き下げたいという議論が最近なされており、その前にコストの構造を明らかにすべきではないかという話を以前にもつぶやきましたが、まさにその部分について明らかになっ...
感動
千秋楽は良かったですね。生憎外に出ていたのであとからニュースでしか見られなかったのですが、横綱の前日からの経緯と決意、そして優勝決定戦で勝った時のあの鬼のような顔。更に首相の朴訥(ぼくとつ)とした言葉。「痛いのを我慢して、よく頑張った。感動した。おめ...
光スイッチ
NTTがテラビット級の光スイッチ・ルータを開発したらしい。光ファイバーを走る光信号を今までは一旦電気信号に変えてから半導体回路内で向きを変え、再び光に戻して送り出すことによって経路の変換をしていた所、このスイッチによって光のまま向きを変えられるように...
ハンセン病訴訟
ハンセン病訴訟につき、国は控訴しないことを決めました。今朝早く起きて新聞を読み、心を打たれました。先人の犯した過ち。法律の柔軟性の欠ける所。行政の経緯や立場。そのような様々な障害を超えて、実体に目を向けた超法規的な政治判断を下したことはとても尊いこと...