松本大のつぶやきの記事一覧

相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。

毎週金曜日更新
松本大のつぶやき
大統領就任とカカオ
日本時間今晩、トランプ新大統領が誕生します。就任演説では何を話すでしょうか?私が一番気になるのは、本国投資法(HomelandInvestmentAct)に関連する発言です。経済政策も財政政策も、実際に始めるには、そして結果が出てくるには時間が掛かります。これらの政策は...
8年間
明日、アメリカの大統領がオバマからトランプに変わります。トランプ新大統領に関しては、賛否両論、というか否定的意見が多いようですが、一方で今までの8年間はどういう8年間だったのでしょうか?この8年間で、中国のGDPは2倍になり、テクノロジーはハードウェアに於...
ウェアラブル人工知能
大阪大学には、センター・オブ・イノベーション(COI)プログラムというものがあり、「人間力活性化によるスーパー日本人の育成拠点-脳マネジメントで潜在力を発揮できるセルフエンパワーメント社会の実現-」と謳っています。何やら分かりにくいですが、最近の研究成...
ダボスでは
ダボス会議が今日から始まりますが、ダボス会議に行かなくなって久しくなるので、題名は<ダボスにて>ではなく、<ダボスでは>としました。今回のダボス会議は、なんと云っても習近平が中国国家主席として初めて参加するのが目を惹きます。大統領就任式を目前に控え、...
妖怪とセンター試験
寒波に襲われたこの週末。私は或る所に行く予定だったのですが、空港まで行って直前に飛行機が欠航となり、週末の過ごし方が急に変わることになりました。ま、それもまた良し。ところでこの週末のセンター試験の日本史Aで、妖怪を使った問題が出ました。水木しげるさん...
寒波
寒波が到来しています。特にこの週末がピークとのこと。大体毎年、大学入試センター試験の頃に大雪となりがちです。アメリカで寒波というと、氷点下10度や20度を優に下回る状態になることもよくありますが、日本の寒波はどちらかというと寒さよりも雪が問題になることが...
カウントダウン
トランプ次期大統領誕生まで、あと10日を切りました。昨晩の会見はそれなりの騒ぎになったようですが、大統領になると人前に出ることが多くなるので、騒ぎは更に拡がるのか、或いは人々は彼の発言に慣れて鈍感になっていくのか、或いは彼自身が学習して騒ぎは起きにくく...
ガラケー
KDDI(au)が、防水、防塵、耐衝撃などのタフネスケータイを発売するとのこと。なんでも米軍調達基準に準拠した18項目の耐久試験をクリアしてるとのことで、防水、防塵、耐衝撃以外にも、高温・低温耐久、耐振動、定圧対応、防湿、耐日射、耐氷結などの試験をクリアし、...
風邪流行る
風邪が流行っています。インフルエンザとかノロとか、或いは普通の風邪とか、私の周りでも風邪に罹った人が続発しています。ところで私は風邪に対する耐性はかなり強い方です。この耐性は、罹りにくいという意味よりも、罹った場合でも何が出来るか、という意味に於いて...
松の内
松の内の期間は、地域によって違うようですが、東京周辺では一般に1月7日までです。江戸幕府が、松の飾りを1月7日に片付けるようにとのお触れを出したからだそうです。去年は松の内に中国ではサーキットブレーカーが2度も発動され、世界中の株式が暴落するなど、大荒れ...
金利上昇
金利はないものだと感じるようになって久しいですが、トランプがアメリカ大統領になることが決まって以来、事情が大きく変わりつつあります。いわゆるグレート・ローテーション。ドル高、株高、債券安(即ち金利上昇)が、着実に進行しています。この中で、少なくとも日...
発会2017
新年、あけましておめでとうございます。今年は酉年です。申酉騒ぐ、と云います。今年はトランプ次期大統領による景気刺激策、アメリカ本国へのドル環流政策などにより、ドル高・円安、株高、金利高が進行しがちで、かつ、世界の大国間の関係が数十年ぶりに再定義されて...
納会2016
師走に入ると日にちが経つのがとても早く、あっという間に最終営業日になってしまいました。色々なことがあった年でしたが、良く考えると毎年色々なことがあり、証券業と云う仕事は、マーケットが常に変化しますし、制度やルール、そして技術も変化する中で、お客さまの...
俯瞰心得
今年もあと一営業日を残すのみとなりました。明日は納会で、このつぶやきも年末の挨拶をさせていただこうと思っているので、今日は今週月曜から書いている投資やマーケットの考え方シリーズの第4回(最終回)を書きたいと思います。「ポートフォリオ再考」「来年のリス...
宇宙飛行士の目
「ポートフォリオ再考」「来年のリスク」と、年末の個人投資家心得みたいなつぶやきを連続で書きましたが、今日は投資に臨む際のそもそもの考え方について、ちょっと書きたいと思います。投資は安く買って高く売れば、その目的を果たしそうなので、マネーゲームとして捉...
来年のリスク
投資という観点から、来年どのようなリスクがあるか。そんな質問をされました。あるだろう、と思われることはリスクではありません。リスクとは、ないとは思っているが、発生する可能性は少しではあるが一応あり、そしてもし起きたら、ネガティブな影響が大きいもの、と...
ポートフォリオ再考
今年も遂に最終週となりました。年末は、私は自分の投資ポートフォリオの総点検をすることにしています。大切なことは二点のみ。ひとつは、自分のマーケットビューに適ったポートフォリオになっているか。これは、ビューの通りにポートフォリオが組み立てられていて当た...
出張
今日は、今年最後となる出張に出ています。この原稿を書いているのは、当社のコンタクトセンターのある八戸に向かう東北新幹線の中です。昔は、と云ってもマネックスを創業した後ですが、京都か大阪への出張でも、それはちょっと特別なことで、随分と疲労感があったもの...
冬至
今日は冬至ですが、東京はとても暖かいです。天候がどうもちぐはぐで、11月には54年ぶりに東京都心で雪が降った一方で、今日はこの暖かさ。季節感を失いがちになります。行きつけのお鮨やさんが会社の近くにあった頃は、鮨のネタで季節が分かったのですが、オフィスを引...
ショートターミズムと流動性
コーポレートガバナンスの議論の中で、投資家の視点が短期になり過ぎているという問題が最近よく議論されます。投資家、即ち株主が、自らの短期的な利益のために、企業に対して短期での利益の追求や株主への分配を増やすことを要求し過ぎると、それは企業の長期的な成長...