4月4日と云えば、それはキャンディーズ解散コンサートの日。もう39年前になるのですね。中学生の私は、屋根のない後楽園へ午後から行き、継続する興奮の中、日が暮れ、夜も更け、最後に主役の居なくなった球場で延々とシュプレヒコールが続くまで、ずっとあの場に居たのでした。いい思い出です。
それはともかく、私は昨晩、個人的に大変珍しい経験をしました。昨晩は新卒社員を交えて、恒例のお花見をしたのですが、と或る理由から、私はアルコールを摂らなかったのです。その結果、飲んべえがしらふで酔っ払いの相手をすることになり、これが如何に難しく虚しいものであるかを知りました。時間の流れ方も全然違う。或る意味、これは新しくて大きな発見でした。
このようなことは前代未聞ですか?と或る社員に聞かれたので、空前絶後でしょう、と答えましたが、視点を変えてみると前代未聞の経験を、自ら積極的に創り出して経験してみると、色々と新しい世界が見えてくるかも知れません。前代未聞であるにはそれなりの理由があるので、何を経験してみるかは慎重に考えないといけませんが、トライしてみたいと思います。