ゴールドマーケット解説の記事一覧
ゴールドの前週の振り返りと今週の展望を週次でお届けします。
欧米の売りと中国の買い、レンジ相場続くゴールド
先週の動き:3月利下げ観測後退、米長期金利・ドル指数上昇でニューヨーク金先物価格反落
国内価格は小幅な値動き
欧米の売りが続く金ETF、1月は51トンの残高減
中国の買いが欧米の売りを吸収
今週の見通し:NY金2,015~2,045ドル、国内は9,600~9,800円
新興国中央銀行による旺盛な買いが続く金(ゴールド)
先週の動き:パウエルFRB議長の3月利下げ否定的発言に1月米雇用統計のサプライズ、荒れた市場環境で底堅さを見せたニューヨーク金先物価格。国内金価格は為替要因で小動き
中央銀行による買いは2023年に1,037トン、2年連続で1,000トン超えに
今週の見通し:2月5日の米1月ISM非製造業景況指数、FRB高官の発言に注目。NY金は2,030~2,065ドル、国内金価格は9,630~9,780円を想定
新興国中銀の外貨準備、ゴールドシフトの継続動向に注目
先週の動き:早期利下げ観測後退の一方で中東地政学リスクの高まり。ニューヨーク金先物価格は2,020ドルを中心としたレンジ相場、国内金価格も日銀政策変更なしで小動き
堅調な個人消費を背景に想定外の高成長が続く米国経済
成長率上振れの米GDPに反発したNY金の「なぜ?」
今週の見通し:連邦公開市場委員会(FOMC)でのパウエルFRB議長発言、中央銀行による購入データに注目。想定レンジはNY金が2,010~2,050ドル、国内金価格は9,550~9,750円
ニューヨーク金先物価格は堅調な米経済と中東地政学リスクの綱引き相場
先週の動き:FRB高官による早期利下げ牽制発言と堅調な経済指標、一方で中東紛争拡大懸念の綱引き相場
FRBに時間的余裕:必要に迫られる利下げでなく、できるから利下げするFRB
思ったほどに減速しない米経済、再評価迫られる利下げ見通し
今週の見通し:1月25日の第4四半期GDP速報値、1月26日のコアPECデフレーターに注目。NY金2,015~2,060ドル、国内金価格9,550~9,750円を想定
ニューヨーク金先物価格を押し上げる地政学リスク
前週の動き:米国マクロ統計と中東情勢(地政学リスク)の綱引き相場、週末の反発でニューヨーク金先物価格は小幅反発、国内金価格は一時下振れも横ばいで終了
金市場で材料性が強まる中東情勢
春節需要を前に活発化していると見られる中国の手当て買い
今週の見通し:ウォラーFRB理事の発言、米議会での超党派予算の行方、中東情勢、12月米小売売上高に注目。NY金は2,045~2,080ドル、国内金価格は9,450~9,700円を想定
年末最高値更新(終値)の揺り戻し、調整売りが続くニューヨーク金先物価格
先週の動き:米インフレ見通し楽観論の後退、ニューヨーク金先物価格はファンドの売り手じまいで続落、円安にサポートされた国内金価格
ヘッドラインほど評価が高くない12月米雇用統計
高水準の買い残に上値を抑えられているNY金、一方で地政学リスクはサポート要因に
今週の見通し:12月のCPI、FRB高官発言、中東情勢に注目。NY金は2,005から2,065ドル、国内金価格は9,250から9,550円を想定
2024年、金(ゴールド)相場の見通し
先週の動き:利上げ終了と利下げ転換を示唆したインフレ指標。終値で最高値に接近したニューヨーク金先物価、円高で上値を抑えられる国内金価格金
2024年のNY金の価格見通し。複数ある上昇トレンドの手掛かり材料とは
2024年NY金レンジは2,000~2,300ドルを想定。材料次第では一時2,500ドルも
ニューヨーク金先物価格は2,000ドル台前半を固める動き
先週の動き:ハト派的な内容のFOMCを受けニューヨーク金先物価格は2,000ドル台復帰、円高の下押し圧力が高まる国内金価格はNY金の上昇を相殺
FRBの政策転換の確度を測りながら、利下げのタイミングを判断する展開
今週の見通し:個人消費支出・所得統計のインフレ指標とともに消費動向の行方、また日銀政策会合フォワードガイダンスにも注目。NY金は2,010~2,060ドル、国内金価格は9,150~9,350円を想定
2024年利下げを先食いした金市場、ギャップを埋める展開(値固め)に移行
先週の動き1:ニューヨーク金先物価格は投機的攻勢で週初に史上最高値を記録も、週末にかけ米早期利下げ期待の後退とともに値を消し週足は大幅反落
先週の動き2:国内金価格は日銀の12月会合を巡る憶測から米ドル/円乱高下で大幅下落
依然として堅調を維持する米雇用市場
今週の見通し:FOMCメンバーの経済予測と議長発言、11月の米CPIに注目。NY金は1,980~2,040ドル、国内金価格は9,200~9,450円を想定
ニューヨーク金先物価格、および国内金価格ともに目先買い一巡か
先週の動き:マクロ金融環境の変化と地政学リスクの上昇。ニューヨーク金先物価格は過去最高値を更新
米経済を支える個人消費はペースダウンの兆候
売り圧力の強さを示すファンドの買い残が急増
今週の見通し:週初の急騰で当面の高値を出した可能性、指標では米雇用統計、ISMサービス景況感に注目。NY金は2,080~2,160ドル、国内金価格は9,680~10,050円を想定
ニューヨーク金先物価格は5月来の高値水準、国内価格は再び最高値突破も
先週の動き:ニューヨーク金先物価格はFRBによる利上げ終了観測にサポートされ2,000ドル超、国内金価格は円高に上値抑えられた形に
急増した10月インドの金輸入量
NY金では、高水準のファンドの買い残しを消化する新規買いが増加
今週の見通し:10月の米個人消費支出(PCE)価格指数やベージュブックに注目、国内価格は再び最高値突破も。NY金は1,990~2,030ドル、国内金価格は9,560~9,750円を想定
上値を見込むニューヨーク金先物価格、円高逆風で上値の重い国内金価格
先週の動き:予想を下回った米インフレ指標、FRBによる追加利上げ観測が一段と後退しニューヨーク金先物価格は反発2,000ドル接近、国内金価格も円高で上げ幅削るも週足で反発
金ETF(上場投信)の最大銘柄に大口の買い
米労働需給にも、ついに軟化の兆し
今週の見通し:11月のS&PグローバルPMI速報値に注目。NY金は1,965~2,010ドル、国内金価格は9,350~9,580円を想定
下値を探る金(ゴールド)、200日移動平均線の攻防が続く
先週の動き:タカ派に傾くFRB関係者の発言で下げ幅拡大、200日移動平均線を意識
タカ派に傾くFRB高官発言、緩和を先読みする市場への牽制
11月消費者の期待インフレ率の上昇
今週の見通し:11月14日の米10月CPIと11月17日までの米暫定予算成立の有無に注目。NY金は1,930~1,960ドル、国内金価格は9,400~9,650円を想定
金(ゴールド)は2,000ドルを挟んだレンジ取引
先週の動き:中東情勢は一服。FOMC、米雇用統計を受け米長期金利と米ドル安にサポートされたニューヨーク金先物価格、国内金価格はさらに最高値更新
米景気の転機を示唆したFOMC直後の10月雇用統計
中央銀行による金購入、年初来9月までで過去最高の約800トンに
今週の見通し:パウエルFRB議長の講演や高官発言に注目。NY金は1,978.00~2,018.00ドル、国内金価格は9,470~9,680円を想定
金(ゴールド)は、地政学リスク(中東情勢)で高値波乱も
先週の動き:ニューヨーク金先物価格は好調な米指標に上値を抑えられながらも週末イスラエル情勢で急伸、国内金価格は連日の高値更新
さらに急増したファンドの買いポジション(ロング)
今週の見通し:数値化できない地政学リスクで値幅拡大も、FOMCはじめ米指標にも注目。NY金は1,980~2,040ドル、国内金価格は9,480~9,720円を想定
金(ゴールド)の今後の動向とは。一定の織り込みが進む中東地政学リスク
先週の動き:中東情勢緊迫化の中、ニューヨーク金先物価格が一時2,000ドル突破、最高値更新が続く国内金価格は9,526円で終了
ファンドのショートカバーと新規買いによるNY金の急騰、目先は一巡感
金利据え置き示唆も見通し難か?10月19日のパウエルFRB議長講演
今週の見通し:人道的配慮を求める動きに地政学リスクはやや後退、7~9月期米実質GDP速報値、PCEコアデフレーターに注目。NY金は1,965~2,010ドル、国内金価格は9,380~9,680円を想定
金(ゴールド)市場が注視する、紛争範囲拡大の有無
先週の動き:中東情勢を巡る不透明感。ファンドのショートカバーでニューヨーク金先物価格は急騰、国内金価格は高値更新
金価格の上値を左右する、イランを中心とした紛争の範囲拡大の有無
地政学リスクも加わりFRB利上げサイクル終了へ
今週の見通し:イスラエルによる軍事行動と近隣諸国の反応に注目。NY金は1,920~1,980ドル、国内金価格は9,040~9,380円を想定
流動化した中東情勢と「有事の金(ゴールド)」の反応
先週の動き:9月米雇用統計賃金上昇の鈍化を好感しニューヨーク金先物価格は反発、NY金の下げを映し下値を切り下げた国内金価格
NY金の下値が深まった背景は、目先筋の売り。コア資金は抜けていない金市場
今週の見通し:中東情勢を中心に地政学リスクの動向が焦点。NY金は1,850~1,900ドル、国内金価格は8,690~9,000円を想定
下値を探る金(ゴールド)、ファンドのポジション動向から下値接近へ
先週の動き:ニューヨーク金先物価格、節目の1,900ドル割れでセンチメントとテクニカルが悪化
目先筋のファンドによる売り、買い残整理で大きく減少
FRB高官、インフレの再燃を警戒
今週の見通し:パウエルFRB議長とラガルドECB総裁の発言、9月米雇用統計に注目。NY金は1,850~1,890ドル、国内金価格は8,830~9,090円を想定
米長期金利とドル指数上昇に耐性を示す金(ゴールド)
先週の動き:米長期金利への耐性を示すニューヨーク金先物価格、タカ派FOMCを挟み水準に変化なし
2024年利下げ水準を縮小したFOMC、利上げ累積効果を注視する市場
週足10週連続の上昇のDXY、米ドル高耐性を感じさせるNY金
今週の見通し:8月コアPCEデフレーター、FRB高官の発言に注目。NY金は1,935~1,960ドル、国内金価格は9,100~9,210円を想定