【米国株式市場】ニューヨーク市場
NYダウ: 49,407.66 △515.19 (2/2)
NASDAQ: 23,592.11 △130.29 (2/2)
1.概況
米国市場は主要3指数が揃って反発となりました。2026年1月の米ISM製造業景気指数が堅調な内容であったことが好感され、景気敏感株や消費関連の銘柄が買われました。
ダウ平均は小幅安で取引を開始しましたが、早々に上昇に転じました。一貫して上げ幅を拡大する展開となり、中ごろには500ドル程高い49,400ドル付近で一進一退に推移したダウ平均は最終的に515ドル高の49,407ドルで反発となりました。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は130ポイント高の23,592ポイントで3営業日ぶりに反発、S&P500株価指数は37ポイント高の6,976ポイントで4営業日ぶりに反発となりました。
2.経済指標等
2026年1月の米ISM製造業景気指数は52.6と市場予想(48.3)を上回りました。節目の50を上回る内容で、新規受注の増加などが寄与しました。
3.業種別動向
S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち8業種が上昇しました。生活必需品が1.6%高でセクターの上昇率トップとなりました。資本財・サービスが1.3%高で続き、金融が1.0%高となりました。一方で原油安からエネルギーが2.0%安と大きく下げたほか、公益事業が1.5%安、不動産が1.1%安と、下落した3業種はすべて1%以上の下落となりました。
4.個別銘柄動向
ダウ平均構成銘柄は30銘柄中23銘柄が上昇しました。キャタピラー[CAT]が5.1%高で構成銘柄中の上昇率トップとなりました。ウォルマート[WMT]とアップル[AAPL]が4.1%高、ビザ[V]が3.7%高となりました。一方で朝方に決算を発表したウォルト・ディズニー[DIS]は、第1四半期の売上高が市場予想を上回るも、株価は軟調に推移し7.4%安となりました。エヌビディア[NVDA]も2.9%安となり、シェブロン[CVX]とマイクロソフト[MSFT]も1.6%安となりました。
ダウ平均構成銘柄以外では、週末にかけてビットコインが大きく下落したことを受け、仮想通貨関連銘柄の下落が目立ちました。ストラテジー[MSTR]は6.7%安となったほか、コインベース・グローバル[COIN]が3.5%安となりました。また取引終了後に市場予想を上回る決算を発表したパランティア・テクノロジーズ[PLTR]は時間外取引で8%ほど上昇する場面が見られました。
5.為替・金利等
長期金利は、前日比0.05%高い4.28%となりました。3日朝のドル円は155円台半ばで推移しています。
VIEW POINT: 今日の視点
米国市場は景気の底堅さを示す経済指標が買い材料となり、主要3指数が揃って上昇しました。これを受けて、本日の日本市場は買いが優勢でのスタートが見込まれます。また、朝方のドル円も155円台半ばと再び円安基調で推移しており、この点も輸出関連銘柄の買い材料となりそうです。日中には双日(2768)やデンソー(6902)などの決算発表が予定されています。
(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 山口 慧太)
