米国現地時間1月28日に開催されたFOMC(米連邦公開市場委員会)後、突如価格を崩した暗号資産ですが、週末(1月31日~2月1日)を挟んで明けた2月2日も下落が止まりません。
海外市場では売りが殺到しており、BTCは9万ドルだったものが、77,000~78,000ドルで推移しています。ETHに関しては、3,000ドル付近から一時30%程度下落しており、長期的な下落トレンドに入ってしまった可能性があります。
週足チャートでヘッド・アンド・ショルダーのネックラインまで到達していることから、ここをブレイクしてしまうと、当面、上昇相場に転じるのが難しくなりそうです。
BTC(ビットコイン)は打診売りポジションを持って、さらなる下落を意識
BTC/JPYの日足チャート分析です。11月の安値を割り込んできており、下落トレンド再開の合図となっています。押し目買いの戦略は中止とし、再度、売り戦略に切り替えたいと思います。戻りの目安は1,250~1,260万円付近になりますが、ここまで戻る局面があれば、強めにショートを入れていくことを考えます。
ドル建てでの重要サポートラインも近づいてきており、試す展開となれば、近日中に割り込むことになるでしょう。よって、打診売りのポジションを1つ持っておくのも良いかもしれません。
続いて、BTC/JPYの4時間足チャート分析です。4時間足でも戻りのレジスタンスラインは日足と同様です。
また、SMA30がこのレジスタンスラインを先に割り込んだ場合は、戻りが弱いと判断し、今週(2月2日週)前半はSMA30での戻り売りを狙うことも一つだと考えます。MACDはまだダイバージェンスが発生していないため、浅い戻りからのエントリーを心がけていくと良さそうです。
ETH(イーサリアム)も日足重要サポートラインを割り込み、下落が加速傾向に
ETH/JPYの日足チャート分析です。40万円付近のサポートラインを割り込み、下落が加速傾向にあります。
アルトコインは全世界的に壊滅状態にあり、FOMC後から20~40%下落しているものが多いです。貴金属市場のような値動きとなっており、アルトコインは現在、注意が必要な値動きと判断しています。ボラティリティが高すぎるため売買を一旦見送り、慎重姿勢を強めてBTCに注力したいと考えています。
トレードする場合は、レジスタンスラインまでの戻りを待って、少額の売りトレードから入る予定ですが、レバレッジは0.25倍程度(投下資金全体の4分の1程度)に抑えるなど、規模を小さくしておくべきだと考えます。
40万円を背に、36万円台から少額で売り上がる意識を持って臨む予定です。
今週(2月2日週)は米雇用統計の発表あり、注目点は?
今週(2月2日週)の重要経済指標は6日の米雇用統計です。1月から米国の重要経済指標は力強さを失いつつあるように感じます。2025年夏頃からは3回連続の利下げを行い、合計75bpの政策金利の引き下げを実施しました。それにも関わらず、新規雇用者数の改善は見られず、インフレ率の低迷も目立っています。
米国経済の失速が目立ってくると利下げの思惑が働きますが、株式市場が(主要市場で)史上最高値圏を維持していることを踏まえると、暗号資産市場や貴金属市場で先行して下落している点は、炭鉱のカナリア的な動きとも考えられます。
個人的には最近のボラティリティの高さから金融市場全体を少々ネガティブに捉えはじめており、しばらくはリスクオフ目線での下落を念頭に、トレードを再び続けていく予定です。
