【米国株式市場】ニューヨーク市場
NYダウ: 47,474.46 △185.13 (12/2)
NASDAQ: 23,413.67 △137.75 (12/2)
1.概況
米国市場は主要3指数が揃って反発となりました。直近で下落が大きかったビットコインの下落が一服したほか、ハイテク株全般にも買いが入ったことが投資家心理の改善につながりました。また、FRB(米連邦準備制度理事会)の追加利下げ観測も引き続き買い材料となりました。
ダウ平均は127ドル高の47,416ドルで取引を開始すると、終日を通し一進一退での推移となりました。方向感に欠ける展開となるも、最終的には185ドル高の47,474ドルで取引を終えました。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は137ポイント高の23,413ポイントで反発、S&P500株価指数も16ポイント高の6,829ポイントで反発となりました。
2.経済指標等
主要な経済指標の発表はありませんでした。
3.業種別動向
S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち3業種が上昇しました。資本財・サービスや情報技術、コミュニケーション・サービスが1%未満の上昇となりました。一方で8業種が下落し、なかでもエネルギーが1.3%安となりました。
4.個別銘柄動向
ダウ平均構成銘柄は30銘柄中16銘柄が上昇しました。ボーイング[BA]が10.2%高と大幅高で構成銘柄中の上昇率トップとなりました。外資系証券が開催したイベントの中で、経営陣が2026年への自信を示したことが買い材料となりました。そのほか、キャタピラー[CAT]が2.5%高、ハネウェル・インターナショナル[HON]が1.5%高となりました。一方で14銘柄が下落し、ウォルト・ディズニー[DIS]とコカコーラ[KO]が1.8%安、シェブロン[CVX]が1.5%安となりました。
ダウ平均構成銘柄以外では、ソフトウェアのモンゴDB[MDB]が通期見通しの上方修正を発表したことが好感され、22.2%高となりました。またデータセンター向けの高速接続ソリューションを手掛けるクレド・テクノロジー・グループ・ホールディング[CRDO]も第2四半期の売上と利益がともに市場予想を上回ったことで10.1%高となりました。
5.為替・金利等
長期金利は、前日から横ばいの4.08%となりました。3日朝のドル円は155円台後半で推移しています。
VIEW POINT: 今日の視点
米国市場は主要3指数が揃って反発となりました。ダウ平均構成銘柄は高安まちまちも、ハイテク株の上昇が相場全体を支えました。これを受けて、日本市場は買いが優勢でのスタートが見込まれます。一方で上値を追う材料は限定的と考えられ、節目の5万円を目途に膠着感のある展開が予想されます。
(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 山口 慧太)
