【米国株式市場】ニューヨーク市場

NYダウ: 47,427.12  △314.67 (11/26)
NASDAQ: 23,214.69  △189.10 (11/26)

1.概況

26日の米国市場は主要3指数が揃って4日続伸しました。同日発表された経済指標が低調で、市場はFRB(米連邦準備制度理事会)の追加利下げを改めて意識したことが株式市場には追い風となりました。

ダウ平均は83ドル高の47,196ドルで取引を開始しました。朝方は方向感に欠けるも、次第に上げ幅を拡大し、中ごろには458ドル高の47,571ドルまで上昇し高値を更新しました。その後も高値圏で底堅く推移したダウ平均は、最終的に314ドル高の47,427ドルと4日続伸して取引を終えました。

ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は189ポイント高の23,214ポイント、S&P500株価指数は46ポイント高の6,812ポイントで取引を終えています。

2.経済指標等

前週の新規失業保険申請件数は21万6,000人と市場予想(22万3,000人)を下回りました。また、コンファレンスボード消費者信頼感指数は88.7と市場予想(93.4)と前回結果(95.5)を大きく下回りました。

3.業種別動向

S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち9業種が上昇しました。公益事業が1.3%高でセクターの上昇率トップとなりました。情報技術も1.3%高、素材が1.2%高となりました。一方で、コミュニケーション・サービスとヘルスケアの2業種が1%未満の下落となりました。

4.個別銘柄動向

ダウ平均構成銘柄は30銘柄中21銘柄が上昇しました。ボーイング[BA]が2.5%高で構成銘柄中の上昇率トップとなりました。ウォルマート[WMT]が2.0%高となり、その他マイクロソフト[MSFT]など1%台の上昇となった銘柄は9銘柄でした。一方で下落した銘柄は9銘柄で、アナリストによる目標株価引き下げが伝わったセールスフォース[CRM]が2.6%安で下落率トップとなりました。メルク[MRK]が1%に近い下落となったほかハネウェル・インターナショナル[HON]が0.5%安となりました。

ダウ平均構成銘柄以外では、ロビンフッド・マーケッツ[HOOD]が予測市場(賭けサイト)の商品ラインアップ拡充に向けて金融派生商品取引所を設立すると発表し、これが材料視され10.9%高となりました。前日に史上最高値を更新していたアルファベット[GOOGL]は1.1%安で4日ぶりに反落となったほか、農業機器メーカーのディア[DE]は来期の利益予想が市場予想を下回ったことが嫌気され5.7%安となりました。

5.為替・金利等

長期金利は、前日比横ばいで3.99%となりました。19日朝のドル円は156円台半ばで推移しています。

VIEW POINT: 今日の視点

米国市場は主要3指数が揃って4日続伸しました。この流れを受けて日本市場は買いが優勢でのスタートが予想されます。日中の材料には、日銀の野口審議委員の挨拶があげられます。また、本日夜間の米国市場は感謝祭の祝日のため休場であり、市場参加者も従来と比較して少なくなると考えられ、後場は小動きの展開が予想されます。

(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 山口 慧太)