今週のマーケット展望の記事一覧
チーフ・ストラテジスト 広木隆が、週の初めに今週のマーケットのポイントと見通し、予想レンジ等をお伝えします。
週の第1営業日

重要イベント週通過で材料不足 2万3000円の大台を意識したもみ合いか
重要イベント目白押しだった先週のあとだけに材料不足感は否めないが日本株の投資環境は悪くない。欧米が金融政策正常化に向かう中、日銀の出遅れが目立ち、為替は円高にはなりにくい。一気に円...
重要イベント目白押しで様子見ムードの強い展開ながらも基調は上向き
今週は日米欧の金融政策会合が集中して開かれる。12-13日にFOMC(米連邦公開市場委員会)、14日はECB(欧州中央銀行)理事会、14-15日は日銀の金融政策決定会合が行われる。今回のFOMCでの利上げは...
米朝首脳会談直前 最終調整をにらんで様子見か 国内景気の統計に注目
先週末、米国市場では強い雇用統計の結果を受けて株高・ドル高となった。週明けの東京市場は反発して始まりそうだ。先週、市場の波乱要因となった南欧不安は後退している。イタリアでは連立政権...
3月下旬から続いてきた戻り相場も一服 調整局面入りか
ストラテジーレポートでも述べたように、相場サイクルからも上昇トレンドは一服し、しばらく調整局面入りと思われる。決算発表が終わりファンダメンタルズ面での新たな材料がないなか、当面は米...
節目の2万3000円台回復を試す 抜ければ上昇加速の可能性も
日経平均株価は好決算を受けて2万2000円台後半を固める動きから、2万3000円台回復は一気にはいかず大台手前で一旦足踏みとこれまでは想定通りの展開となっている。それでも日経平均は先週1週間...
2万3000円台奪回を前に一服か 2万2000円台後半を固める動き継続
先週の「マーケット展望」で、<日経平均は決算発表のピークで改めて好業績を好感して2万2000円台後半を固める動きだろう>と述べた通りの展開となった。2月5日と6日の窓埋めや1月高値からの下...
好業績を好感して2万2000円台後半を固める動き
大型連休明けの東京株式市場は、先週末のNY市場の動向に対して難しい解釈を迫られるところからのスタートとなろう。先週末のNY株式市場でダウ平均が332ドル高と続伸したことは週明けの東京市場...
南北首脳会談、日欧金融政策会合、決算発表と材料目白押しのなか大型連休を控えても堅調推移が見込まれる
今週はイベント目白押しだが、まずは先週金曜日の米国市場の動きに対する反応から。先週末の米国市場のポイントは前日に続いてハイテク株が売られたこと、特にアップルが大きく下げた点と、米国...
シリア攻撃を受けた市場の反応は限定的 日米首脳会談に注目
今週の焦点は、まず米・英・仏によるシリア攻撃を受けた週明けの反応と日米首脳会談の成り行きだ。因果なものだが、欧米の選挙など重要イベントの結果が判明する最初のマーケットはたいてい東京...
米中の貿易戦争の懸念で不安定な相場続く
先週末の米国市場の反応を見る限り、市場は米中の通商摩擦の落としどころを探れていない。トランプ大統領の追加制裁リストの検討指示を単なる「ブラフ」とは見切れていない。米中双方とも本音で...
新年度入りで需給改善に期待 日銀短観に対する市場の反応が鍵
名実ともに新年度、4月相場入り。海外勢はイースター休暇明けである。3月末までに整理したポジションの再構築に動く向きもあるだろう。多方面で話題になっているが4月は外国人がこれまで17年連...
米国株の正念場 日本は実質新年度入りで押し目買いが入るか注目
今週の焦点は米国株がここで下げ止まって切り返せるかどうかに尽きる。ダウ平均の終値のチャートを見ると、三角保ち合いを下放れて底割れしたように見えるが、1)ローソク足で見ればWボトム、2...
FOMCでの利上げ回数見通しが焦点 年末の政策金利見通し据え置きでリスクオンか
今週の最大のイベントは、20-21日に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)である。25bpsの利上げが見込まれているが市場では織り込み済み。インフレ加速の兆候が見られないので、本来ここでの利...
米株市場の上昇を受け日本株も戻りを試すがドル円の鈍さと期末の売りが重石か
雇用統計を受けた先週金曜日の米国株式市場は大幅高となった。特にナスダック指数は6日続伸し、1月26日以来の過去最高値更新。つまり、前回の雇用統計を契機に始まった相場の急落分を完全に埋め...
重要イベント目白押し 激しい値動きが落ち着くか
今週は欧州の政治イベントへの反応から始まる。まずひとつは安心材料への反応。ドイツ第2党のドイツ社会民主党(SPD)は、メルケル首相が率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)との連立合...
パウエルFRB議長の議会証言、月初高のアノマリーにも注目
米国株の戻りが鮮明である。ちょうど1か月前につけた高値からの下げ幅に対して、ダウ平均、S&P500は半値戻しを達成している。ナスダック総合に至ってはフィボナッチの76.4%戻し、実に4分の3以上...
円高懸念と割安・出遅れ感の綱引き 2万2000円台回復を試すか
先週金曜日の日本株相場は105円台に進んだ円高にもかかわらず続伸した。日経平均は2万1000円と200日移動平均を割り込んだところで切り返し、その安値から700円超上昇したが、震源地・米国株に比...
落ち着きどころを探る展開 米国の消費者物価指数に注目
先週金曜日の米国株市場でダウ平均は500ドル安まで大幅安したあと急速に切り返し、反対に500ドル以上値上がりする場面もあった。結局、330ドル高で引けた。週明けの昨日もダウ平均は400ドル超の...
米国株の動揺が収まることを前提に日経平均2万3000円台前半を固める展開
今週の日本株相場は、当たり前だが、米国株次第である。米国株の動揺が収まるかを見守りたいところ。その意味では週明けの東京市場で大幅安は想定しにくい。①日経平均は米国株が崩れる前から円...
経済指標や一般教書演説で円高一服か 株式相場も堅調推移を見込む
先週末26日の米国株式市場でダウ平均は3日続伸し、223ドル高の2万6616ドルで終えた。ナスダック総合、S&P500の主要3指数がそろって過去最高値を更新した。ダウ平均は次の大台2万7000ドルを視野...