今週のマーケット展望の記事一覧

チーフ・ストラテジスト 広木隆が、週の初めに今週のマーケットのポイントと見通し、予想レンジ等をお伝えします。

週の第1営業日
今週のマーケット展望
日経平均2万1000円の大台固めにトライ 米利下げ観測は先走り過ぎ
先週、日経平均は令和になって初めて週ベースで上昇した。このまま悪い流れを断ち切って2万1000円の大台を固めることができるかが今週の焦点だ。関門は2つある。ひとつは2万1100円台に下降して...
展開次第で2万円割れも あったとしても、そこがボトム
今週の日経平均は2万円の大台を巡る攻防か。米中対立の激化が景気減速懸念をより強め相場のセンチメントを悪化させている。どうしても買いは細り上値は重い。為替は108円台前半まで円高が進み、...
買い材料に乏しく上値は重いが下値もまた限定的 中国の5月製造業PMIに注目
今週はまず27日の日米首脳会談が注目される。日本政府はトランプ大統領を国賓として最大限の厚遇でもてなしており、首脳会談が不調に終わることは考えにくい。すでに26日の段階で日米貿易交渉の...
FRBの利下げ観測を巡る波乱に注意
市場を取り巻くセンチメントは暗いが、例によってメディアの過剰報道に誘導されている感が強い。例えば先週土曜日の日経新聞は「上場企業2期連続減益へ」と報じたが、金融を含む全産業では微増...
国内外の景気指標悪化と円高がリスク 2万1000円維持なら底堅さが意識され押し目買いを誘発
米中の貿易交渉は合意に至らず米国は中国からの輸入品2000億ドルに対する関税を引き上げた。ただ、交渉は決裂したわけではなく今後も継続するとしている一方、米国は制裁関税の対象を中国からの...
トランプ発言のショックをどこまで吸収できるか 米中閣僚級貿易協議やトヨタ・SBGの決算発表に注目
10連休明けの東京株式市場は下落して始まりそうだ。トランプ米大統領が5日、対中関税を引き上げるとツイッターで表明したことで、6日の午後現在、中国株や米国株先物は大幅安となり、外国為替市...
日米ともに決算発表が本格化 23日の日本電産に注目
今週は日米ともに決算発表が佳境を迎える。米国では23日にP&G、コカコーラ、24日にはマイクロソフトやキャタピラー、フェイスブック、25日にはアマゾン・ドット・コム、26日にはシェブロン、エ...
日経平均は2万2000円の大台回復へ 物品貿易協定交渉、中国指標、米決算などに注目
今週の焦点は以下の3点。①15~16日にワシントンで開く日米の物品貿易協定(TAG)交渉の行方②17日発表の中国・主要経済指標③米国の企業決算物品貿易協定交渉での懸案はやはり為替条項だ。日本...
2万2000円の大台を試す 米国株の動向や中国の経済指標が鍵
今週の日本株相場の焦点は、日経平均が上方から垂れてきている200日移動平均(2万1911円:4/5時点)に頭を抑えられることなく、2万2000円の大台を試すかという点である。メインシナリオは200日...
新年度相場の幕開け 日本株は上昇スタートか
日本株は今週は上がるだろう。少なくとも週明けの月曜日は高い。これだけ買い材料があって上がらなければ、相当おかしい相場である。買い材料①米国株高先週金曜日の米国株式市場でダウ平均は続...
波乱含みの年度替わり 材料目白押し
週明けの東京市場は、米国株の急落とそれに伴うリスク回避の円高を嫌気して売り先行で始まることは避けられないだろう。しかし、今週は年度替わりの週であり、権利付き最終売買日には権利・配当...
FOMC、EU首脳会議、半導体決算に注目 飛び石連休の前のポジション調整売りをやや警戒
今週から3月相場も後半戦となる。今年度の権利付き最終売買日まではあと残り6営業日。期末特有の金融機関の売りも一巡し、権利配当取りの動きや配当再投資をにらんだ買いなどが入りやすく需給は...
米国市場の底堅さが支えに 日銀の金融政策決定会合が注目イベント
雇用統計のプレビューレポートで、「再び、景気減速に対する懸念が市場の重石として浮上しているタイミングだけに、今回はNFP(非農業部門の雇用者数)の下振れをいつもよりも慎重に警戒したい...
海外株高・円安など外部環境良好で戻り相場継続 全人代とECB理事会に注目
先週金曜日の日経平均は200円超の上昇となり、ようやくエンジンが温まってきたようだ。これだけ外部環境が好転すれば、さすがに出遅れの日本株にもお鉢が回ってくるというものだろう。米国のダ...
大詰めを迎える米中協議の行方が最大の材料に 日経平均はまず半値戻し達成を目指す
米国ダウ平均は昨秋からの下げ幅の84%を取り戻した。2万6000ドル台を回復し、史上最高値更新を視野に捉えるところまで戻った。あと800ドル(3%)上がれば史上最高値を再び更新する。こうなる...
米中通商協議の進展期待などでリスク回避ムードは緩和 日経平均は2万1000円の大台固めへ
先週末シカゴCMEの日経平均先物は前日比220円高の2万1210円で引け、大取終値を310円上回った。週明けの東京市場でも日経平均は2万1000円の大台回復で始まるだろう。今週はこの大台固めの週とな...
日経平均2万円の大台割れを回避できるか正念場 米中の閣僚級貿易協議に注目
日経平均は2万1000円の大台を前に跳ね返され、一目均衡表の雲の上に浮上するチャンスも逸した。先週金曜日は下放れた陰線で終わり、25日移動平均に頭を抑えられたような、非常に悪い形のチャー...
日経平均2万1000円の大台を試す トヨタ、ソフトバンクGの決算発表に注目
重要イベント満載だった先週を無難に通過し、今週はじり高で日経平均2万1000円の大台クリアを試す週となろう。外部の投資環境は好転しつつある。出遅れの日本株も上伸するだろう。先週のFOMCで...
下値不安が相当程度後退も円高リスクは引き続き要警戒
基本的にリスクオフが緩和される方向にある。過度なリスク回避の機運が後退すれば円高懸念も薄れ日本株にとって投資環境の改善につながるのだが、実際には日本株の上値はそう軽くならない。米政...
米株の戻り追随で日経平均は2万1000円の大台回復を試す場面も
先週金曜日の米国株式市場で、ダウ平均が4日続伸し、約1カ月半ぶりの高値で取引を終えた。ダウ平均は前日に既に半値戻しを達成し、さらに上伸した。ブルームバーグが「中国政府が米国からの輸入...