今週のマーケット展望の記事一覧

チーフ・ストラテジスト 広木隆が、週の初めに今週のマーケットのポイントと見通し、予想レンジ等をお伝えします。

週の第1営業日
今週のマーケット展望
米政府機関閉鎖を受けて売り先行 日欧中銀総裁発言でドル買戻しなるか注目
今週の日本株相場はまず、米連邦予算が失効して政府機関の一部が閉鎖したことを受けての始まり方が注目される。予算の期限を迎えた19日、米上院は2月16日までの1カ月のつなぎ予算を可決しよう...
円高が懸念されるも2万3500円割れは押し目買いの好機
今週も円高の進行が懸念材料だが、株式相場は耐性がついてきたようだ。111円割れ目前までの急激な円高に対しても、下げ3日間の累計でわずか200円弱。しかもその前は3連騰で1085円上げている。10...
日経平均 2万4000円台到達なるか
今週の焦点は日経平均が2万4000円の大台を瞬間的にもつけるかどうかである。ふつうに考えれば、先週わずか2日で950円近く急騰しただけに、その反動で下げるという想定が一般的なシナリオだろう...
日経平均が2万3000円の大台に乗せて今年を終えることができるか
今週は今年最後の1週間。ここで日経平均が2万3000円の大台に乗せて終われるかが焦点だ。さらに言えば、11月9日のザラバ高値2万3382円を更新できるかどうか。「マーケット・スナップショット」で...
米国の税制改革法案成立と米国株市場の反応に注目
先週の日経平均は崩れかかる一歩手前でなんとか持ちこたえた。結果的に2万2500円の節目を意識するような動きとなった。週末の米国市場でダウ平均が最高値を再び更新したことは、日経平均がこの...
日経平均2万3000円の大台乗せで高値更新なるか
今週の焦点は、日経平均が終値で2万3000円の大台に乗せて年初来高値を更新するかどうかだ。日経平均は先週、今年最大の下落に見舞われた場面があったが、その後2営業日でそれぞれ300円超、合計...
荒い値動き続くもモメンタム株の調整はいいところまできた
米議会上院の税制改革法案可決という好材料とロシアゲート問題の再燃という悪材料が拮抗し見極めにくい。売り買い交錯して値動きが荒いというのがこのところの相場の特徴だが、今週もそのような...
もうしばらく調整局面だが、かなりこなれてきた
先週の日経平均は前の週に比べて150円余り上昇した。ボラティリティ・インデックスの低下に見られるように相場もだいぶ落ち着いてきたようだ。先々週は前日比で300円を超える変動が3日あったが...
押し目買い意欲の強さを確認する週 米国の税制改革の行方が引き続き波乱要因に
非常に荒っぽい相場になってきた。9日に2万3000円台をザラ場でつけて、その1週間後に当たる先週16日には2万2000円を割り込むところまで急速に売られる場面があった。しかし25日移動平均できれい...
材料出尽くしで調整局面入り 米国の税制改革の行方が波乱要因か
今週の基本シナリオは調整局面を想定している。先週末の日経平均は3日続落で終えた。3日連続で下げるのは、9月初旬以来、約2カ月ぶりだ。日経平均は最長記録となる16営業日続伸の起点となった10...
バブル崩壊後の戻り高値を試す その後は材料出尽くし感から上昇一服、日柄調整へ
今週の焦点は日経平均が1996年6月26日に付けたバブル崩壊後の戻り高値2万2666円を抜くかどうか。ここまでの強さからすれば、達成はじゅうぶん可能だろう。しかし、高値を更新した後は、目標達成...
決算発表佳境で好業績確認 堅調相場が継続
今週は月末月初で重要イベントが目白押しである。まず日米で金融当局の会合が開かれる。日本では30-31日に日銀金融政策決定会合が、続いて31日-11月1日にはFOMCがある。米国では12月の利上げが...
日経平均の連騰記録 過去最高を更新へ FRB議長人事とECB理事会に注目
先週末まで14日連騰で56年9カ月ぶりの最長記録に並んだ日経平均。週明け月曜日にも続伸して過去最高記録を塗り替えるだろう。どこまで連騰記録を伸ばせるかは米国株次第だ。米国株相場が大きく...
テクニカル的な過熱感や衆院選の投開票を控えてもみ合いの展開
先週、21年ぶりの高値まで上昇した日経平均。騰落レシオなどテクニカル指標には過熱感を示すものも散見され、さすがに今週は一服との見方が大勢を占めるようだが果たしてどうか。12日こそ大きな...
米国のCPIと金融決算に注目 国内は選挙情勢をにらんだ展開
三連休明けの週初10日は北朝鮮の朝鮮労働党創立記念日にあたり、北朝鮮による挑発行為が警戒される。先日、平壌訪問から帰国したロシア下院議員の談話として、北朝鮮は米国西海岸にも到達可能な...
米国の経済指標並びに株式市場の強さに牽引されて堅調な展開 但し、週後半には様子見ムードが強まりそう
名実ともに下半期入りとなる今週は、米国の経済指標並びに株式市場の強さに牽引されて堅調な展開を予想する。先週発表された米国の8月の耐久財受注は、民間設備投資の先行指標とされるコア資本...
権利・配当取りや配当落ち分の再投資などで堅調推移 日経平均は2万500円の節目超えを試す場面も
先週、日経平均は大きくギャップアップして始まり、2万円の大台をあっさりと回復した。8日から13日にかけて窓を3つ空けて上昇した後、利益確定売りに押されたが、さらに大きな窓を空けて上放れ...
国連安保理決議の行方が最大の注目点 リスク回避の円高が進みやすく上値の重い展開か
今週の注目材料は、6回目の核実験を強行した北朝鮮に対する国連安全保障理事会の追加制裁決議案の採決だ。米国連代表部は、国連安保理に11日の採決を要請する方針だと改めて発表したが、はたし...
ECB政策理事会がターニングポイントとなる可能性 北朝鮮リスクも意識され週末にかけて手仕舞い売りか
先週の日本株相場は底堅い値動きを見せた。29日早朝に北朝鮮が放ったミサイル通過の報を受け日経平均は一時1万9280円まで下げたが、その後3連騰で1万9000円台後半に値を戻した。チャート上では2...
ジャクソンホールが終わっても不安材料目白押し 相場の膠着感は継続か
ジャクソンホールで行われたカンザスシティー連銀主催の経済シンポジウムでは、FRBのイエレン議長とECBのドラギ総裁が講演したが、ともに金融政策に関する言及はなかった。その理由として、物価...