松本大のつぶやきの記事一覧
相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。
毎週金曜日更新
お酒
私はお酒が好きです。甘いお酒も辛いお酒も、何でも行きます。随分小さい頃から呑んでいるので、かなり行けます。父方の祖父は下町の酒屋、母方の祖父は若い頃大工の棟梁をしていて2升呑んだあとに槍を持って黒田節を踊ったと聞いていますので、典型的な隔世遺伝でしょ...
ポータル
ポータル戦略と言うと、どこかネット最先端って響きがあります。「金融ポータルを作りたい」などと表現されたりします。ネットの世界では「囲い込み」は一つの大きなキー・ワードです。一方、例のインターネット博覧会、「インパク」については賛否両論です。何時でも何...
ろりろり
ろりろりという言葉が広辞苑に載っています。恐怖・心配などのために落ち着かず、興奮しているさま。[広辞苑第五版]とあります。でもこんな言葉聞いたことありません。方言でしょうか?でも方言は通常広辞苑には載っていません。一般的な言葉と方言の間にどこかで線を引...
おでん屋
私はおでんが(そこそこに)好きです。殆どのケースが屋台です。つみれ、玉子、大根、ちくわぶ。まぁこのあたりがクリーンナップでしょうか。ぐつぐつとお風呂に浸かりながらお客さんを待っている。あの可愛らしさがイケます。飲み物はやはりお酒に限ります。常温が一番...
FINAL DAYS
アメリカ大統領選の混乱は1ヶ月かけてようやく収拾を見ましたが、この間クリントン大統領の自作自演の5分間ほどのビデオ・クリップが人気を呼びました。ネット上でダウンロードできるので御覧になられた方も多いと思いますが、これは傑作です。政権から降りることが決...
日常的な投資判断
IT関連のある新技術を持っている会社があるとします、例えばDWDM(高密度波長分割多重、本年1月7日つぶやき参照)のような。DWDMを理由にその会社の株を買う時、技術のことは説明を受ければある程度理解できるかも知れませんが、その技術の適用される市場の...
コンテンツ
この数日間でBSデジタル放送の生番組に2回も出演しました。BSに限らず、ブロードバンドも含めて、放送・通信のチャンネルは今後どんどん増えて行くでしょう。導管は増えて行くのに、中に通すものが少ないので、私なんぞにも出演要請が来る訳です。これは示唆に富ん...
てんぷら油
天ぷらは日本に限ります。ニューヨークでどんなにいい天ぷら屋さんに行っても限界があります。それは揚げる油に秘密があるようです。日本では最も高級な天ぷら屋さんは一晩だけ揚げて、すぐにその油をちょっと下の天ぷら屋さんに売るそうです。そこで数日使われたあとに...
夜間市場 その3
一昨日までにお話ししてきたように、我が国に於いては夜間市場に対する潜在需要はかなり高いと考えており、また情報較差の大きい夜間であるからこそ、個人投資家の利益を配慮して慎重にその仕組みを作る必要があると考えています。マネックスは10月6日にPTS(私設...
グローバル・スタンダード
よくグローバル・スタンダードという言葉を聞きます。これからのビジネスはグローバル・スタンダードを取り入れていないと駄目だとか言われます。本当にそうでしょうか?私は必ずしもそうだとは思っていません。例えば金融の世界で言うと、企業金融は明らかにグローバル...
夜間市場 その2
昨日の続編です。11月17日に東証の業務委員会で、東証として夜間市場を創設するかが議論されたことは御存知だと思います。証券会社17社による議論では、圧倒的な反対、もしくは時期尚早ということになりました。一番大きな理由は「顧客ニーズがない」ということで...
夜間市場 その1
夜間市場についての私の考えを数回に亘ってお話ししたいと思います。マーケットは築地の市場に似ています。朝行くと大勢の仲買人やお寿司屋さんが売買しています。(例え話なので細かい描写に間違いがあっても御容赦下さい。)例えばそこでマグロが10万円で売買されて...
秋葉原 その3
秋葉原を彷徨するようになって久しいですが、昨日はまさに久しぶりに新しい発見がありました。駅前にそびえ立つ電器製品量販店の大きなビル。上の方の3階分が免税店になっており、海外からの旅行者向けの店舗になっています。宣伝のポスターや製品案内の小型プラカード...
ときめき
久しぶりのマネックス・メール・スペシャルです。今日のお題は「ときめき」。広辞苑によると、「喜びや心配などの強い感情のために、胸がどきどきすること。」とありますが、私の語感では心配で「ときめく」というのはどうもピンと来ません。喜びで「ときめく」というの...
アンソロジー
昨晩久しぶりに朔太郎の詩を読みました。私は萩原朔太郎が大好きで、高校を卒業するまでに全ての作品を読みました。当時は朔太郎も含めて日本の詩の中からアンソロジーを作ろうと思い、途中まで準備を進めていたのですが、やがて酒を飲んで遊んでばかりいる自堕落な大学...
右側通行と左側通行
国によって道のどちら側を歩くかが違います。何故でしょう?昔まだ武器を携行していた時代に、すれ違い際に決闘するのに、或いは逆にすれ違い際に急に切られたり撃たれたりしないように考えて決めたのでしょうか?刀だと抜いてそのまま右側に向かって切るのが早そうです...
類は友を呼ぶ?
本日、日経新聞社主催のコンフェランスで講演を致しました。講演終了時に御二方だけ名刺交換にいらっしゃったのですが、東京三菱銀行の方とベネッセコーポレーションの方でした。何とも奇遇な話です。実はマネックスのあのロゴをデザインされたのは松永真さんという大変...
個人投資家の声 その2
本日の日経新聞朝刊に東証の土田理事長のインタビュー記事が載っています。昨日もつぶやいた投資単位の引き下げについて、5万円の規定を見直すように当局に働きかけていくと述べられています。夜間取引についても、個人投資家の声を尊重しようとする姿勢が見られ、夜間...
単位株制度
投資単位を引き下げることが如何に重要かはこのつぶやきでも何度も書いてきました。では具体的にどうしたらいいかについて私見を述べたいと思います。単位株制度を抜本的に改革したり制度自体を撤廃しようということがよく論ぜられます。その結果、整合性をもって法律の...
商法改正 再び
今朝の日経新聞の1面トップ記事は、通産省が法務省に対して未公開ベンチャー企業の資金調達を容易にするために特定議決権株式というものを認めるように求めるという記事でした。私はちょっと?マークです。未公開企業であれば商法改正をしなくても特定の株主間契約を結...