先日或る会社の役員の方々とお話をしていたら遺伝子の話になりました。何でも人間の遺伝子は、その情報量で言うと他の動物とさ程変わらない、動物によっては人間よりも複雑な脳の構造や、より多くの情報を抱えられる遺伝子を持っているそうです。では何故人間だけこれほど進化したのでしょう?厳密には生き物は基本的に「進化」するのではなく、突然変異で生まれた優位なものが他を淘汰するようですから、ネアンデルタール人ではない「人類」は、発生した時から今のような文化・文明を持つべきして存在していたことになります。と言うことは遺伝子にどこか決定的な違いがあるのでしょう。それは全体としての差ではなくて、一つの、或いは数個の遺伝子情報の差かも知れません。私は個人的にそれは環境に抗う遺伝子ではないかと思います。殆どの生き物は環境に順応しようとしますが、人類だけは違う(部分もある)。それが動物にはない文化・文明を構築して来た力だったのではないでしょうか。

今日のカブセン 「昼ご飯 のんびり食べて 売り損ね」 By ミッチー