東証の大納会に行って参りました。今年は何回東証に行ったことでしょう。4月に東証の正会員となってからは会員として。業務委員に任命されてからは業務委員会に出席するために。そして8月に東証マザーズに上場したので、夏前はその準備で、その後は上場企業として。何度も行くので当然その回りの地理にも詳しくなります。江戸時代からある地名がまだ多く残っていて、八丁堀、蠣殻町、小網町、人形町など風情のある響きがします。上場の日は挨拶などで正にその界隈を行ったり来たりしていたのですが、ちょっとだけ時間が余ってしまった時に、人形町にちょっと寄って食べた氷白玉あずきは格別でした。来年もまた何度も行くことでしょう。今まで通りのあの界隈がいいのですが、株式市場だけは変わって欲しいですね。それでは今度は新世紀に。良いお年をお迎え下さい。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。