松本大のつぶやきの記事一覧

相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。

毎週金曜日更新
松本大のつぶやき
株と債券
一般に株が上がる時は金利も上がり、債券の値段は下がります。景気の悪い時は、流動性を高めるために金利は下がり債券の値段は上がりますが、当然株は弱いものです。このように、株と債券の値段は通常逆向きに動きます。ヨーロッパやアジア、日本は当面エクイティの時代...
寿司
(システムのレスポンスが遅くなることがあることにつき、メンバー・ログイン後のホームページにて御説明しております。メンバーの方は宜しく御査収下さい。)お寿司に正しい食べ方があるでしょうか?記憶が完全ではないのですが、志賀直哉の小僧の神様に記述があったよ...
値段の形成と取引量
テクニカル分析の一種に、値動きだけでなく、その値段でどれだけ取引が成立したかを考慮に入れるものがあります(価格帯別出来高チャートなど)。どれだけのリスク・マネーがその値段経路の中で人の手を移動したかを知ることによって、その道を逆戻りする際の抵抗を推し...
円の国際化
一昨日でしょうか、大蔵相首脳が、日本の企業が海外企業との取引の決済をする際にもっと円を使うようにと苦言を述べられたそうです。これは例えばコンピュータのプログラミング言語にアルファベットではなくて日本語をもっと使おうというような話であって、あまり意味が...
右回り・左回り
陸上競技のトラックはいつも左回りですが、あれは心臓が左にあることと関係あるのでしょうか。首都高速のカーブは、右曲りのカーブの方が事故が多いと聞いたこともあります。車だけの話ならハンドルのつき方の影響もあるでしょうが、バイクでも同じだということだったと...
均衡ポートフォリオ
日本における様々な資産に投資したとします。そして擬似タイム・トリップをして、今から5年後まで行ったと想像して下さい。そこから5年間を振り返ってみて、果たして様々な資産のリターンの平均はどれくらいだったかを想像してみて下さい。資産には金融資産(預金、株...
思いこみ
最近しばしば算数・物理クイズを出しましたが、ここでちょっと面白い問題を披露致しましょう。できれば今までのクイズを一度読み返した後で読んで頂いた方がいいと思います。ある人が池に石を投げました。するとその石はもぐったり、しずんだりしました。さて、どうして...
イメージと現実のギャップ
50人のクラスがあります。その中で誕生日が同じ人が少なくともひとくみいる確率はどれくらいでしょうか?感覚的には低そうですね。しかし答えは97%です。ある人に対して、もう一人の人が違う誕生日である確率が365分の364。次の人が先の二人と誕生日が違う確...
核融合
昨晩、いわゆるビット・バレー「ビット・スタイル2000」にゲスト・スピーカーとして参加させて頂きました。場の熱気は凄いものがありました。何と2000人が集まり、起業家あり、学生あり、アイデア・マンあり、ビジネスマンあり、国内外の資本家あり、証券マンあ...
今日は西暦2000年2月2日。西暦888年8月28日以来の偶数だけの日です。ビックリですね。では今日は何日ぶりの偶数だけの日でしょうか?4年に1回閏年が来るのは皆さん御存じだと思いますが、そのうち100年に1回の分は閏年にならないことを御存じでしたか...
疑問
以前からひとつ疑問があります。赤道に立っている人と、例えば北極に立っている人の体重は違うのでしょうか。重力はほぼ同じである一方、遠心力は(感じませんが)やはり違う筈ですよね。体重計で計れる重さを体重とすると、重力引く遠心力が表示される筈なので、赤道の...
わさび
徳川家の葵の御紋は皆さん御存じだと思いますが、あれがワサビの葉っぱだったって知っていましたか?松平家は奥三河の清流のほとりにあり、そこで採れるワサビを怪我から病気にいたるまで全てに効く万能薬として重宝していたそうです。そのため何よりも大事にしていたワ...
ネット・ヘルス・ケア
アメリカにヤヌスという大きな老舗の投信会社があります。昨日「ヘルシオン」というネット上でヘルス・ケアを展開する会社(具体的には保険の請求をネット上でサービスする会社のようですが)の株式の約10%を9億3000万ドル払って購入したそうです。約1000億...
世銀債
世界的に見ても極めて大型、かつ頻繁な債券の発行体である世界銀行が、今回インターネット上で30億円の資金調達を行ないました。これはただ単にネット上で注文を受付けるだけでなく、起債内容の説明から、起債後の流通市場におけるトレーディングまで、全てネット上で...
地動説
仕事もマーケットもそうですが、何かにどっぷりとつかってしまうと回りが見えなくなり、客観的な状況を判断しにくくなります。そして大抵の場合は、そのような時は悪い結果が待っているものです。プロのトレーダーもママこの罠にはまってしまいます。大きなポジションを...
鉄腕アトム
皆さん良く御存じの鉄腕アトムによると、確か西暦2000年頃には大体の仕事はロボットがしてくれていて、人間は創作活動とかに多くの時間を割き、余裕のある生活を送っている筈でした。ところが現状はそうではありませんね。コンピュータ技術は大きく進歩しましたが、...
マザーズなど
マザーズが過熱しているのではないかという話があります。アメリカと日本のネット関連株の値段(正しくはネット会社の時価総額)を比べて、現在の日本の値段は高過ぎるのではないかという声も聞かれます。果たしてそうでしょうか?売買が成立している以上、それは神聖な...
米国市場
今年の米国の金利と株式市場について年明け早々楽観的な見通しを書きましたが、若干修正したいと思います。グリーンスパンへの信認は極めて高く、現在の大統領候補と比べるとかなり格が違うように見えます。今までは大統領選の年は選挙を有利に運ぶために市場はきちんと...
ダボス
年1回ダボスで大きな経済人会議が開かれます(世界経済フォーラム年次総会、通称ダボス会議)が、今年はクリントン大統領も参加し29日に演説をするそうです。例のシアトルでのWTO会議以来の世界的に大きな会議で、また通商のグローバリゼーションが討議される可能...
お金以外の投資
お金以外の投資といったものがあるでしょうか?昨晩、伊藤穣一氏が新しく立ち上げたインキュベーション・ビジネスのお披露目パーティーに出席させて頂きましたが、伊藤氏曰く日本のベンチャーに対する資本投資の用意は既に十分あり、今不足しているのは実際に経営して会...