いわゆるEC(エレクトロニック・コマース)において、企業間のビジネスをB2B(ビジネス・トゥ・ビジネス)と言います。今日本でよく騒がれるECは通常B2C(ビジネス・トゥ・コンシューマー)になります。消費者あてのビジネスです。物販も、オンライン証券もその範疇に入るでしょう。「B2Cの次は、B2Bが来る」と言うのが、どうやらアメリカにおける定説のようです。予め知った企業間であれば与信のリスクも少ないですし、一般にB2Cに比べて物を物理的に各地にデリバーする手間も少なくて済みます。この数日の間にも、B2Bの為に広帯域サービスを展開するエキサイト・アット・ホームとダウ・ジョーンズがJVを作ったり、全米最大の地域電話会社であるSBCや、世界を一周するファイバーを持つグローバル・クロッシングなどがB2Bの為に企業を買収したりしています。日本にもその波が来るのは時間の問題だと思います。