松本大のつぶやきの記事一覧

相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。

毎週金曜日更新
松本大のつぶやき
牛乳
最近の相場は値動きが激しく、いらいらされることも多いでしょう。私の拙い記憶だと、神経を信号が伝わる仕組みは、軸策と呼ばれる細い軸の回りにマイナス・イオンが付帯していて、そこに信号がプラス・イオンとして与えられるとマイナス・イオンの列の中をプラス・イオ...
低トルク、高回転
昨日ホンダのF1の話をさせて頂きましたが、ホンダのエンジンの特徴というとやはりトルクは低いが高回転によって高馬力を絞り出すという所でしょうか。まぁバイクのエンジンと基本的に設計思想が同じなのでしょう。私はトルクのあるエンジンをゆっくり回すよりも、トル...
ホンダF1入賞!
相場はかなり荒れておりますが、敢えて相場から離れた話題にしましょう。この週末にオーストラリアで行われたF1レース開幕戦で、8年ぶりにF1に参戦しているホンダが2台とも1位と同ラップで完走し4位と6位に入賞しました。いやー、本当に素晴らしいですね。ホン...
同時上場
御存知のようにクレイフィッシュがナスダックとマザーズとの同時上場を果たしました。1株が5000ADSですから、簡単に双方のヴァリュエーションを比較できます。今までも日本の企業のADR・ADSはアメリカでもいくつか取引されてきましたが、このような形での...
東証
本日の日経新聞、圧巻は東証の全面広告でした。株の売買の判断をする際の迷いを、まだデート3回目の若い男性が彼女にキスをするかしまいかで迷う心に代弁させて、人生と株のアナロジーを表現しようとしたものです。株式投資をもっと一般に広めようとする活動の一環です...
決済専門銀行
イトーヨーカ堂の決済専門銀行が認可される方向が決まったようです。かねて決済専門銀行というものに私は興味がありました。私たちは通常何の気なしに銀行決済によって企業間決済をしていますが、実は日銀券による決済と銀行決済は厳密に言うと信用度が違う気がします。...
インパク
インターネット博覧会、略して「インパク」って御存じですか?小淵首相と堺屋経済企画庁長官の老年コンビが「インパク」と書かれたPCをもって笑っている、あれです。私も最初バカにしていたのですが、今日ネット・サーフィンをしていて「インパク」のHPを見つけたの...
ナビステ
こんな商品があったらと思って早1年。まだ発売されないので敢えて書きます。カーナビだけどカーステ。愛称ナビステなんてどうでしょう。インターネット接続できるカーナビは日本でもいくつか売られ始めています。もう一歩進んで、ドライブに出かける前にMP3でその日...
ゲル
マネックスのオフィスの向かいには高校が2校並んで建っています。学校の壁面は、ガラス窓が大きな部分を占めています。古い学校のせいでしょうか、ガラスの面は完全な平面ではないようで、微妙に歪んでいます。そこでふと思い出したのですが、ガラスってゲル状のコロイ...
モノの数え方
1個、2個。1人、2人。日本語ではいろいろな数え方が、数える対象で決まっていますが中には不思議なものもあります。例えば、蝶々は1匹、2匹ではなく、1頭、2頭と数えますが、これはどうもしっくりきません。お寿司にいたっては1カン、2カンと数えますが、どの...
アマゾン・ショック
本日の新聞報道によると、アマゾン・ドット・コムのアフリエイト・プログラム(契約を結んだサイトからアマゾンに顧客が紹介・転送されて本を購入すると、そのサイトがアマゾンから手数料を貰える仕組み)がビジネス・モデル特許を米で取得したそうです。これは潜在的に...
ヴォラティリティー
以前にシャープ・レシオのことを書いたことがあります。似た考え方で、株価の毎日の変化率の標準偏差を取り(それがヴォラティリティー)、例えば気になる株の過去半年ぐらいの価格の変化率を、そのヴォラティリティーで割ってみると、興味深い数字が出るのではないでし...
酒気帯び運転
どんなにお酒に強い人でも、どんなに判断がしっかり出来ると信じていても、お酒を呑んで車を運転すれば酒気帯び運転で捕まります。それは個人差はあっても、お酒が入っていると医学的にやはり判断が遅くなったり、間違えたりすることが多いからでしょう。個人差をいちい...
佐久間さん
本日DKAの佐久間さんと、マネックスのオフィスで対談しました。とても楽しかったので、対談というよりは時事放談のようになってしまいました。特に興味深かったのは、投資対象銘柄が少ない時と多い時で投資スタイルが違いますかという私の問いに対して、それよりも投...
ネット狂騒曲
香港のトム・ドット・コムの公開の話は御存じでしょうか?設立して間もない会社ですが、大財閥が後ろ楯であることと「ドット・コム」であることから大人気を博し、何と2000倍近い公募申し込み倍率になりました。香港上海銀行の九龍にある支店の前には、何と5万人が...
B2B
いわゆるEC(エレクトロニック・コマース)において、企業間のビジネスをB2B(ビジネス・トゥ・ビジネス)と言います。今日本でよく騒がれるECは通常B2C(ビジネス・トゥ・コンシューマー)になります。消費者あてのビジネスです。物販も、オンライン証券もそ...
電話番号
電話番号は固定機も携帯もこの数年の間に桁数が増やされました。番号が足りなくなったからでしょうが、素朴な疑問があります。市外局番とは、電話事業主にとってどれくらい特別な重要な意味があるのでしょうか?。特に携帯電話においては、利用者からするとほとんど意味...
省略の美学
私はドキュメンタリーよりも小説、小説よりも詩の方が好きです。映画も写真も、カラーより黒白の方が好きです。説明され尽くされないところに、受け手が自由に想像できる部分が残されています。蓮実重彦氏はこのことを省略の美学と称されましたが、現代のコンピュータ、...
不良債権とネット
三菱商事が、ネット上での金融機関の不良債権の売買を事業化するらしいです。これはさすがに意外です。債権、特に不良債権というと一つ一つがユニークなもので、債務者の名前であるとか、特定の条件であるとか、いわゆる非公開情報がないと値決めが出来ないものです。イ...
日本国国債の格付け
我が国の債務の格付けを、ムーディーズ社が最上格のAaaから、一段下のAa1に引き下げたのは2年ぐらい前のことだったでしょうか。当時、「世界最大の債権国がどうして最上格でなくなるのか」などの議論が活発にされましたが、本日、ムーディーズがこの格付けの再引...