ロンドンで様々な投資家に当社グループのGlobal Visionの内容やその進捗を説明しました。一様に反応は良く、しかしもっともっと説明・伝える努力をしなければいけないと感じました。時節がら、当社に対してではなく日本企業一般のコーポレート・ガバナンスについても色々と聞かれましたが、本件については私には考えるところがあるので、近々別途つぶやきたいと思います。夜は最近流行りとのことのイタリアン・レストランに行きました。悪くはないのですが、流行るのは解せません。サービス今3、味今2。ロンドンで食べ物に期待してはいけないのでしょう。私が泊まっているロンドンのホテルはお洒落です。前にもつぶやきで詳細にキロ当たり分析をしたことがありますが、いいデザインは欧州に行き、いい食べ物は日本に行き、いい人材はアメリカに行くように、お金の流れを伴ったマーケットは機能しているのです。果たして日本はいい食材だけが集まるように・美味しい食べ物が食べられるようになっていればいいのか?日本は人材戦略と云ったものを、長期・短期合わせて、もっと真剣に考えないといけないですね。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、その後代表執行役会長。2025年4月より会長(現任)。東京証券取引所の社外取締役を5年間務め、政府のガバナンス改革会議等に参加し、日本の資本市場の改善・改革に積極的に取り組んで来た。ヒューマン・ライツ・ウォッチの副会長を務め、現在は米国マスターカード・インコーポレイテッドの社外取締役。東京大学法学部卒業。