昨日はAIGの巨額損失のビジュアル化をどうしても書きたかったのですが、実はもうひとつ書きたいことがありました。桃の節供についてです。
3年前の3月3日のつぶやきから引用すると、
・・・(前略)野山に出掛けて薬草を摘み、その薬草で体のけがれをお祓いする。そんな由来から、雛祭りの日にはよもぎ餅を食べるようです。また、大晦日に息を吹きかけて身代わりになってもらう形代(かたしろ)のように、自分の災厄の身代わりとして紙人形を川に流す「流し雛」が始まり、それが雛祭りへと発展したそうです。要は雛祭りは、元々はお祓いの行事だったようです。こういった由来を知ると、雛人形は早く片付けた方がいいことも自ずと分かります。(後略)・・・
昨日は、会社でよもぎ餅を食べました。夜にはコピー用紙で簡易人形(ひとがた)を作り、これもちゃんと流しました(人形と形代は同じものです)。因みに私は、節供の日、即ち陽数(奇数)の重なる日(3月3日、5月5日、・・・など)には、なるべく簡易人形を流すようにしています。昨晩は、お寿司屋さんで、蛤や白魚など、如何にも春らしいネタも美味しく頂きました。
世間の経済状況等は「春らしさ」からは程遠いものですが、だからこそ普段の生活には、春らしい季節感を意識して大切にしていきたいと思います。