4年前の4月25日に<喉に骨>と云うつぶやきを書きましたが、また喉に骨が刺さりました。前回同様、最後は耳鼻科に行って抜いてもらうことになりましたが、4年に一度お医者さんに喉に刺さった骨を抜いてもらうと云うのは、平均的日本人に発生する頻度なのでしょうか?昨晩イサキの塩焼きを食べた時に、うっかり小骨ごと飲み込んでしまい、これが喉の奥の方に刺さってしまったのです。御飯を飲み込んでも取れない。鏡を覗いても見えない。でも我慢できなくもなく、一晩寝て、今日も午後までいつも通り仕事をしていたのですが、やはりどうしても気に障り、放っておくと喉から熱が出て来そうでもあり、満を持して会社のすぐ目の前にある耳鼻咽喉科の先生のところに行きました。
先生は私の口の中を覗き込み、「それらしきものがあることはあるなぁ」と云い、私に自分でべろを摘んで引っ張り出させ、ラジオペンチのようなもので取ろうとしました。名手の先生をしてもこれがそんなに容易ではなく、暫く掛かったのですが、無事1.5センチほどのとても細くて透明な骨を抜き取ってくれました。あー、スッキリ。薬も出ず、そのまま帰らされました。今は痛みも取れて、快調です。

さて話を本題に戻すと、4年に1回、喉に刺さった骨の為に耳鼻科に行くというのは、普通なのでしょうか?直感では随分多い気がします。魚を食べる回数が多いから?食べ方が慌てているから?喉の皮膚が柔らかいから?どれも当て嵌まる気がします。1番目と3番目の理由は何ともなりませんが、2番目だけは改善したいと思います。

喉に刺さった骨が取れる感覚と云うのはいいものです。景気や市場環境に刺さった骨も、早く抜けるといいですね。しかし細い1本ではないから、そんな簡単ではありません。因みにお医者さん曰く、抜かないで放っておいても、いずれ周りの組織が崩れて一緒に胃の中に落ちていくそうです。しかし早いに越したことはありません。各国のリーダーシップに期待したいものです。