私のデスクは窓際にあります。窓を背中にオフィス全体を見渡せるような向きになっているのですが、くるっと椅子を回転させると、そこは床から天上までガラスしかありません。席は東向きに作ったので、即ち背中のガラスの外はビルの西側、眼下にはNゲージのように東京駅南側の線路が拡がっています。 いつも窓外を眺めている訳ではないのですが、自然といくつかの発見があります。最大の発見は、新幹線のライトは進行方向は白色で後部は赤色であること(ヘッドライトとテールライトの区別)と、京浜東北線は10両編成で山手線は11両編成であることです。

新幹線のライトの話は以前にも書いたことがあるので、今日は車両編成の違いについて。
先ず不思議なのは、何度も何度も京浜東北線・山手線には乗っているにも拘わらず、車両の数の違いには気が付かないと云うことです。
次に不思議なのは、なんで1両長さが違うのか?と云うことです。曰く「輸送量が違うから」-なんで本数を変えることによって対応しないのでしょう?曰く「ホームの長さに事情があった」-山手線の方が都心の密集地にあり、ホームは短くなりがちではないでしょうか?曰く「山手線は今の運行間隔で、かつ11両ないと輸送量を確保できない」-これは正しそうです。
でもそれなら何故京浜東北線も11両にして、間隔を少しだけ長くしないのでしょう?サービスが低下するから?恐らく、合理的な理由、もしくは歴史的背景があるのでしょう。
しかし妙に不思議です。色だけ違ってほぼ双子のような二つの電車が、上から見ると1両だけ長さが違うのは、とても変な感じがするのです。ま、しかし、現実なんてそんなもんでしょうかね。