NYで色々と活動をしています。投資家に会ったり、知己に会い様々な意見交換をしたり、或いは今後の協働の可能性のある人と会って話したり、そして国際会議に顔を出して、世界最新の問題点を確認し意見交換をしたり、更には全く違う文脈で初対面の人と多様な話をしたりと、まぁ八面六臂とは云いませんが、違うベクトルのことを一気に大量にこなすと、刺激になると同時に、消耗も激しい気がします。
しかしやはりエキサイティングで、楽しいものです。NYは知り合いも多く、かつ仕事上関係する事柄も多いので、私と話す需要が高く、かつ東京に比べるとほんのちょっとしか居ませんから、計算すれば明らかで、必然的に滞在中の濃度が上がることになります。きちんとスケジュール帳を確認した訳ではありませんが、ザックリ云うと1年のうち10%強を海外で過ごしていると思うのですが、そのうちの4分の1程度がNYでしょうか。10%海外、或いは2.5%NYと云う数字は、一見大きい気もしますが、ビジネス・チャンス等を冷静に考えると、まだまだ少ないのかも知れません。
それは兎も角、国際会議での日本人の少なさは相変わらずです。今回顔を出しているクリントン・グローバル・イニシアチブは、今年も日本からの参加は、私を含めて2名のようです。一昨年が2名、去年が1名(!−私だけだったのです)、そして今年は2名。何とかしなければいけないと云う焦燥感が、慣れのせいか私の中で下がってきているのが、そこはかとない恐怖感も覚えさせます。それはそれで出来る限りの対処をしながら、色々な機会を更に追求したいと思います。