【米国株式市場】ニューヨーク市場
NYダウ: 49,526.17 ▼537.29 (5/15)
NASDAQ: 26,225.15 ▼410.08 (5/15)
1.概況
米国市場は主要3指数揃って下落しました。米国の金利が4.5%を上回り、ハイテク株を中心に嫌気され、直近では最高値を更新していたこともあり利益確定売りに押されました。
ダウ平均は133ドル安の49,930ドルで取引を開始しました。寄付きがこの日の高値となり、その後は下落を続け、日本時間0時54分に559ドル安の49,503ドルでこの日の安値をつけました。以降は横ばい圏で推移し最終的に537ドル安の49,526ドルで取引を終えました。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は410ポイント安の26,225ポイント、S&P500株価指数は92ポイント安の7,408ポイントで揃って反落しました。小型株で構成されるラッセル2000は69ポイント安の2,793ポイントでこちらも反落となりました。
2.経済指標等
主要な経済指標の発表はありませんでした。
3.業種別動向
S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうちエネルギーのみが2.3%高となり、その他の10業種は下落となりました。素材が2.7%安、公益事業が2.4%安となりました。
4.個別銘柄動向
ダウ平均構成銘柄は30銘柄中12銘柄が上昇しました。セールスフォース[CRM]が3.5%高で構成銘柄中の上昇率トップとなりました。著名投資家のアックマン氏が運営するヘッジファンドのバーシングスクエアの投資が明らかになったマイクロソフト[MSFT]が3.1%高で続き、シェブロン[CVX]が2.4%高となりました。一方で、18銘柄が下落し、エヌビディア[NVDA]が4.4%安、ボーイング[BA]が3.8%安となりました。
ダウ平均構成銘柄以外では、ピザチェーンのパパ・ジョンズ・インターナショナル[PZZA]は投資会社のアースキャピタルが同社の非上場化に向けた買収案を提示したとの報道で6.1%高となりました。
5.為替・金利等
長期金利は前日比0.11%高い4.59%となりました。18日朝のドル円は158円台後半で推移しています。
VIEW POINT: 今日の視点
米国主要3指数は揃って下落しました。米国の金利上昇を背景に売りとなりましたが、インフレ懸念から世界的で債券売りの展開となっており、日本でも30年債利回りが4%を超えました。また、中東ではUAEの原子力発電所周辺がドローンによる攻撃を受けるなどしており、引き続き今週も中東情勢が注目されます。夜間の日経平均先物は240円安の61,800円となっており本日の日本市場は売り優勢でのスタートが見込まれます。
個別株では、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)は2026年3月期の決算を発表し、連結純利益が前期比30%増の2兆4272億円となりました。3メガバンクグループで初めての2兆円超えとなり、注目されます。
(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 荒谷 義孝)
