小型株が大型株をアウトパフォーム
・2026年1月22日時点で、S&P500:+0.44%、NASDAQ100:+0.30%。特にiシェアーズラッセル2000ETF[IWM](以下、ラッセル2000)は2%上昇しており、小型株が大型株をアウトパフォームしている。
・ステートストリート・SPDRポートフォリオS&P600小型株式ETF[SPSM](以下、SPDR)も上昇。
・年初からのリターンはラッセル2000が8.7%上昇、SPDRは8.16%上昇とほぼ変わらないレベルで上がっている。
・ブル(強気)からベア(弱気)を引いた、「AAIIブル指数-ベア指数」は21%と、強気ではあるものの、以前のような極端な強気ではない。
S&P500指数の採用銘柄のうち決算発表を終えた企業は50社、そのうちの84%が予想を上回る決算を発表(2026年1月21日時点)
・2025年第四半期の決算がはじまり、1月21日の時点でS&P500のうち50社の決算発表が終了。
・50社のうち、84%の企業が予想を上回る決算を発表しており、トータルでみると+18%と好調。
・S&P500の前年比のEPS成長率の予想は、2026年が14.4%、2027年が12.8%となっており、今後も上昇すると予想されている。
AIのデータセンター関連への投資はまだGDPの約1.5%前後
・NASDAQ100の推移を元に、AIブームとインターネットブームを比較すると、インターネットブームに比べて、まだAIブームは伸びていない印象。
・AIを歴史の転換点と見るならば、鉄道の場合はGDPの約5%以上、インターネットバブルやハウジングバブルはGDPの約4%投資されていた。
・それに対して、AIのデータセンター関連への投資はGDPの約1.5%前後であり、インフラ整備はまだ十分に整っていない状況といえる。
ラスベガスで開催された「CES2026」に参加
・エヌビディア[NVDA]のジェンスン・フアンCEOは最初のスライドで「フィジカルAIが大きく飛躍する」と紹介。
・フィジカルAIとは周囲の環境をAI自らが把握して、自立的に人間からの要求に応えるもの。
・もしフィジカルAIが社会に実装されるようになれば、今後10数年の間に7500兆円もの市場規模になると予測される。そのような可能性も視野に入れながら、投資対象としてAIブームについて考慮する必要がありそう。
エヌビディアは推論能力の高い「ヴェラ・ルービン」を市場投入予定
・エヌビディアが2026年の後半に市場投入を予定しているスーパーチップ・プラットフォーム「ヴェラ・ルービン(Vera Rubin)」は、推論の能力が高いAIとされている。今までAIは学習重視だったが、推論のためのインフラ整備がなされていくのではないか。
・エヌビディアは今後も価格競争力を維持し、業績に期待が持てると予想。
・上記の内容以外のカタリストとしては、自動運転AI基盤「アルパマヨ(Alpamayo)」の普及が挙げられる。
そのほか注目銘柄:インテュイティブ・サージカル[ISRG]
・ダヴィンチ手術システムなどを開発しているインテュイティブ・サージカル[ISRG]は患部を切ったり触れたりする際の手術中の触覚を再現し、世界的に普及している。
・競合としては、日本では川崎重工業(7012)とシスメックス(6869)の合弁会社の株式会社メディカロイド(Medicaroid)が挙げられる。
