【米国株式市場】ニューヨーク市場

NYダウ: 49,442.44  △292.81 (1/15)
NASDAQ: 23,530.02  △58.27 (1/15)

1.概況

米国市場は主要3指数が揃って反発となりました。金融や半導体が買われたほか、週間の新規失業保険申請件数が市場予想を下回ったことで、米景気の底堅さが投資家心理の改善につながりました。

ダウ平均は反発して取引を開始すると、序盤から堅調な推移となりました。上げ幅は一時400ドルを超えるなど、終日を通して底堅く推移し、最終的には292ドル高の49,442ドルで3営業日ぶりに反発となりました。

ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は58ポイント高の23,530ポイント、S&P500株価指数は17ポイント高の6,944ポイントでともに反発となりました。

2.経済指標等

週間の新規失業保険申請件数は198千件と市場予想(215千件)を下回る結果となりました。またニューヨーク連銀製造業景気指数は7.7と前回結果のマイナス3.7から上昇しました。

3.業種別動向

S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち7業種が上昇しました。公益事業が1.0%高でセクターの上昇率トップとなりました。資本財・サービスが0.9%高で続き、不動産が0.7%高となりました。一方で4業種が下落となり、エネルギーが0.9%安、ヘルスケアが0.6%安となりました。

4.個別銘柄動向

ダウ平均構成銘柄は30銘柄中15銘柄が上昇しました。株式トレーディング収入は米銀史上最高を記録したほか、市場予想を上回る決算を発表したゴールドマン・サックス[GS]が4.6%高で構成銘柄中の上昇率トップとなりました。台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング[TSM]の好決算を受け、エヌビディア[NVDA]が2.1%高となりました。一方でアイビーエム[IBM]が3.6%安、セールスフォース[CRM]が2.5%安となりました。

ダウ平均構成銘柄以外では、モルガン・スタンレー[MS]が市場予想を上回る決算を発表したことで5.8%高、資産運用会社のブラックロック・ファンディング[BLK]も運用資産残高が過去最高の14兆ドルに達したと発表したことなどから5.9%高となりました。

5.為替・金利等

長期金利は、前日比0.04%高い4.17%となりました。16日朝のドル円は158円台半ばで推移しています。

VIEW POINT: 今日の視点

金融や半導体など主力株が買われた米国市場は主要3指数が揃って反発となりました。一方で、日本市場は足元の円安進行を受け、日銀による利上げ時期の前倒しも意識されてきていることなどから本日の寄付きは小動きでのスタートが見込まれます。朝方の日経平均先物は小幅安となっており、本日の日経平均は節目の54,000円を維持できるかが焦点となりそうです。

(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 山口 慧太)