【米国株式市場】ニューヨーク市場
NYダウ: 47,289.33 ▼427.09 (12/1)
NASDAQ: 23,275.92 ▼89.76 (12/1)
1.概況
米国市場は主要3指数が揃って6日ぶりに反落となりました。先週は5営業日連続で上昇していた背景もあり、利益確定の売りや持ち高調整の売りが出たほか、同日の米長期金利の上昇も株式市場の重荷となりました。
ダウ平均は135ドル安の47,580ドルと反落で取引を開始すると、朝方は荒い値動きとなりました。中ごろまでは膠着感のある展開となるも、後半にかけて下げ幅を拡大し、取引終了間際には445ドル安の47,271ドルをつけ本日の安値を更新しました。最終的には427ドル安の47,289ドルで反落となりました。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は89ポイント安の23,275ポイント、S&P500株価指数は36ポイント安の6,812ポイントで取引を終了しました。
2.経済指標等
11月のISM製造業景気指数は48.2と市場予想の49.0を下回りました。新規受注が落ち込み、4ヶ月ぶりとなる大幅縮小となりました。
3.業種別動向
S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち3業種が上昇しました。エネルギーが0.9%高となりセクターの上昇率トップとなりました。そのほか、情報技術と一般消費財・サービスの2業種が1%未満の上昇となりました。一方で、8業種が下落し、中でも公益事業が2.4%安で大きく下げたほか、資本財・サービスなど計4業種が1%台の下落となりました。
4.個別銘柄動向
ダウ平均構成銘柄は30銘柄中9銘柄が上昇しました。ウォルト・ディズニー[DIS]が2.2%高で構成銘柄中の上昇率トップとなりました。ナイキ[NKE]が1.8%高で続き、エヌビディア[NVDA]とアップル[AAPL]も1%台の上昇となりました。一方で、メルク[MRK]が2.9%安となり、アムジェン[AMGN]が2.3%安、マクドナルド[MCD]が2.1%安となりました。
ダウ平均構成銘柄以外では、コインベース・グローバル[COIN]はビットコインが9万ドルを割り込んだことを受け、4.8%安となりました。同様の理由でビットコインのトレジャリー企業であるストラテジー[MSTR]は3.3%安となりました。一方で、エヌビディアによる普通株取得が伝わったシノプシス[SNPS]は、既存の提携関係の拡大を好感した買いが入り4.9%高となりました。
5.為替・金利等
長期金利は、前日比0.07%高い4.08%となりました。2日朝のドル円は155円台半ばで推移しています。
VIEW POINT: 今日の視点
米国市場は主要3指数が揃って反落となりました。この点は本日の日本市場における売り材料と考えられますが、昨日の日経平均は1.9%安で1,000円近く下落したこともあり、自律反発の買いが入る可能性があるでしょう。朝方の日経平均先物は49,450円前後と小幅高でもあり、小動きでのスタートが見込まれます。
(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 山口 慧太)
