2026年2月のプライム市場の個別株の上昇率トップはユニチカ(3103)
2026年2月の日経平均株価は10.3%上昇し、TOPIXも10.4%と上昇するなど大幅高となりました。なお、2月のプライム市場の個別株の上昇率トップはユニチカ(3103)でした。2位は古河電気工業(5801)、3位は旭ダイヤモンド工業(6140)、4位はフルヤ金属(7826)、5位は三井金属(5706)、6位はメイコー(6787)、7位はセイコーグループ(8050)でした。
通常ならば、3月2日のようなリスク回避姿勢が強い局面では2月に大きく上昇した銘柄が反動安で先に売られるのではないかと推測しましたが、実際はそうではありませんでした。3月2日の騰落率をみると、ユニチカは1.7%高、古河電気工業は6.1%高、旭ダイヤは0.5%高、フルヤ金属は0.7%高、三井金属は4.8%高、メイコーは16.1%高、セイコーGは6.1%高でした。上がる銘柄はとことん上がる、弱いものはいつまでたっても上がらない、3月もそのような地合いが続くのでしょうか。
3月は年間を通じて波乱が起きやすい月
3月は新甫(しんぽ)でもあり、3月2日週は値動きの荒い展開が予想されます。一方、TOPIXの過去30年間(1996~2025年)の3月の月間の騰落率実績は平均ベースでは良好でした。3~4月は年間を通じて上昇率が高くなりやすい傾向があります。単年ベースでみると決してすべての年に当てはまるわけではありませんが、年末にかけてのクリスマスラリーに対して、スプリングラリーともいわれるほど上昇しやすいタイミングです。
また、過去30年間、3月は12ヶ月のうちで高値と安値の値幅率が平均で10.7%と最も大きく、年間を通じて波乱が起きやすい特徴が挙げられます。東日本大震災が発生した2011年3月の32.8%やコロナショックがあった2020年の29.4%が平均を大きく押し上げた側面もありますが、30年の中で2ケタの値幅率となったことが10回ある点も、特筆すべき事実といえるでしょう。
ただ、最近では値幅率が大きくなることは珍しいことではありません。筆者としては、今上がり続けている銘柄(特に非鉄株に多い)がいつ天井を打つのか、3月はむしろその点に関心があり、相場全体への影響や物色の変化といった点で重要な側面となります。
