先週末の米国市場は再び米中関係の緊張感を市場が意識したことで、一時大きく調整が入りました。一方で週明けの13日(月)の米国市場は持ち直し、以前にもみられたTACOトレードのような印象がうかがえます。米国市場は主要3指数が最高値圏での推移であり、バリュエーションの高さも懸念されますが、市場は順次、発表される第3四半期決算の内容に注目しており、好決算が発表されれば上値を切り上げていく可能性があるでしょう。今回は、堅調な相場のさなかであった過去1ヶ月間において、アナリストレーティングが上昇した銘柄を紹介します。

<スクリーンニング条件>
・S&P500株価指数構成銘柄
・時価総額が1,000億円以上
・直近10期のうち収益成長が7期以上プラス
・カバレッジアナリスト数が3人以上

リストを見ると、過去1ヶ月でアナリストレーティングの上昇幅が大きかったのはアドバンスト・マイクロ・デバイシズ[AMD]で、同社は直近でオープンAIとの提携を発表しています。そのほかにも、スクリーンニング結果からはハイテク株が多く散見され、AI関連の銘柄にアナリストは強気の姿勢であることがうかがえます。割高感など警戒しながらも、目先のモメンタムに沿ったエクスポージャーを検討する際には、今回のリストをご活用ください。

米国株・直近1ヶ月間でアナリストレーティングが上昇した銘柄はこちらからチェック

※来週10/20の投資のヒントは休載いたします