先月(2026年2月)の日経平均は月間で5,527円(10.4%)高の58,850円、TOPIXは372ポイント(10.4%)高の3,938ポイントと両指数は揃って、史上最高値を更新しました。海外勢を中心とした買いが旺盛で、衆議院選挙以降、モメンタムの強さがうかがえる局面と言えます。今回はその好調であった2月の日本株において、アナリストのレーティングが上方修正された銘柄を、以下の条件の下にピックアップしました。

<抽出条件>
・TOPIX構成銘柄
・時価総額が1000億円以上
・直近10期のうち収益成長が7期以上プラス
・カバレッジアナリスト数が3人以上
・利益の縮小を予想したアナリストがいる銘柄は除外

リストを確認すると、半導体製造装置や精密計測機器を主力とする東京精密(7729)がレーティング上昇幅のトップとなりました。同社は半導体のテスト関連装置メーカーで、人工知能(AI)の恩恵を享受できるとの指摘があり、これによる収益性の改善見込みが評価されました。また、電子部品メーカーの太陽誘電(6976)でも、アナリストによる目標株価の引き上げが見られます。同社は、2026年3月期の当期純利益が市場予想を上回る見込みとされています。

日本市場は急ピッチで上昇しているため、一部には割高感も意識される局面と言えるでしょう。一方で、アナリストの投資判断ないしは目標株価が引き上げられる銘柄は業績面での成長が期待できる銘柄と考えられ、バリュエーションが相対的に低い銘柄群と言えるでしょう。

【日本】直近1ヶ月間でアナリストレーティングが上昇した銘柄はこちらからチェック