先週(2026年2月17日-20日)の米国市場では、S&P500株価指数が週間で1.1%高となり、堅調な推移となりました。コミュニケーション・サービスや情報技術などに買いが入った一方、生活必需品を中心にディフェンシブセクターが軟調な推移となりました。2025年第4四半期の決算発表も概ね一巡するなか、米国企業の業績は総じて堅調な印象です。そこで今回は、以下のスクリーニング条件に基づき、この1ヶ月間でアナリストレーティングが上方修正された銘柄を確認します。

<スクリーニング条件>
・S&P500株価指数構成銘柄
・時価総額が1000億円以上
・直近10期のうち収益成長が7期以上プラス
・カバレッジアナリスト数が3人以上

リストを見ると、過去1ヶ月でアナリストレーティングの上昇幅が大きかったのはパランティア・テクノロジーズ[PLTR]でした。データ分析ソフトウェアを提供する同社は、足元では「SaaSの死」と言われるように、人工知能(AI)がソフトウェアを代替するといった懸念もあり、年初来では26.5%安と軟調な推移となっています。一方で、アナリストは同社に対し強気の見方を継続しているようです。そのほかにも、アナリストの評価が上昇している一方で、年初来では軟調な推移をしている銘柄が散見されます。中長期的にAIがサービスを代替する懸念は燻りますが、短期的にはベースとなる業績が過小評価されている可能性が示唆され、局面によってはこれらの銘柄にチャンスがあるとも考えられます。

【米国】直近1ヶ月間でアナリストレーティングが上昇した銘柄はこちらからチェック