運用開始以来1年と1ヶ月のパフォーマンスは約15%の超過リターン

7月の戦略ポートフォリオのパフォーマンスはベンチマークに劣後した。

表1:運用開始以来の月次および累積リターン
出所:QUICKデータより筆者作成

 下旬まではイーブンだったが、日米通商交渉の妥結を受けたマーケットの急騰についていけなかった。ただ、大きく負けたのはその日だけで、それを取り戻すには月内の日数が足りなかったということだ。

グラフ1:戦略ポートフォリオのリターン(2025.6.30-2025.7.31)
出所:QUICKデータより筆者作成

その結果、運用開始以来1年と1ヶ月のパフォーマンスは約15%の超過リターンにやや縮小したが、それでも依然として大幅アウトパフォームしていることには変わりはない。

グラフ2:戦略ポートフォリオのリターン(2024年6月の値を1として指数化)
出所:QUICKデータより筆者作成

7月はレーザーテックの急落などが足をひっぱった。

8月の戦略ポートフォリオを公開

8月のポートフォリオは以下の通り。

表2:8月の戦略ポートフォリオ・銘柄リスト
出所:筆者作成

除外する銘柄は、ショーボンド(1414)、SUMCO(3436)、H.U.グループHD(4544)、コクサイエレクトリック(6525)、リコー(7752)、川崎汽船(9107)。

新規に追加する銘柄は、信越化学工業(4063)、日本触媒(4114)、トレンドマイクロ(4704)、住友金属鉱山(5713)、パナソニックHD(6752)、コロワイド(7616)。