今年、中国とドイツの国債長期金利が、日本のそれを下回りました。あまり大勢の人は気が付いてもいないかも知れませんが、これは凄いことです。中国とヨーロッパは、あたかも日本の1990年代のバランスシート調整による不況が、今、始まっているような感じさえします。

片や日本では、長期金利が上がり始め、活気が一部では戻って来ています。日本は昔から、先進国中の先進国、先進国が抱える様々な問題を最初に経験する、先進問題国などと揶揄もされましたが、今、日本は、そこから抜け出す機会を見つけつつあると思います。もちろん日本には日本独自の問題も山積しています。然しながら、悪いところばかりでなく、いいところを見て、前向きに進むべきだと思います。

Japan will be back!