ゴールドとビットコインの不穏な動き…FRBが利下げするまでは株高!?
ゴールド相場が今、大きな抵抗である1,350ドルをトライしている。先週末の相場でゴールド先物相場は小幅ながら4日続伸、一時は1オンス=1,350ドルを上回り、1年2ヶ月ぶりの高値を付けた。
●ゴールド先物(日足)
●ビットコイン/円(日足)
筆者の注目する運用者ポール・チューダー・ジョーンズは、米国の利下げ観測(実際に利下げするまで)のなかでは、
・株買い(実際に利下げするまで)
・短期の債券買い
・ドル売り
・ゴールド買い
がワークするだろうと、相場観を語っている。
ゴールドの急伸はドル安相場の始まり予感させる号砲か
これから12ヶ月~24ヶ月の時間枠で見ると、もっとも良いトレードになりそうなのは<ゴールド買い>で、節目の1,400ドルを超えれば、相場は1,700ドル近辺までトライしにいくだろうと予測している。
●ゴールド先物(月足)
●ドルインデックス先物(週足)と波動カウント ドルは既に天井を付けている!?
ゴールドの急伸は、これから到来するドル安相場の始まりを予感させる号砲なのかもしれない。
チューダーは「注目ポイントは米中の関税問題で、対中国の関税が実施されて5,000億ドルになったら、米国は景気後退に入る可能性がある。これは、我々が75年間経験してないことだ」と語っている。
石原順の注目銘柄
CATWMN(キャットウーマン)に注目
証券会社パイパー・ジャフリーのアレックス・ズキン氏(ソフトウェアのアナリスト)が作ったCATWMN(キャットウーマン)という造語が話題となっている。
C CRM セールスフォース
A ADBE アドビ
T TWLO トゥイリオ
W WDAY ワークデイ
M MSFT マイクロソフト
N NOW サービスナウ
の6銘柄だ。
これまで、FAANG、GAFA、BIG5などいろいろな造語が流行ったが、これからはCATWMN(キャットウーマン)に注目したい。セールスフォースやマイクロソフトなど、筆者の注目銘柄も入っている。
今回のレポートでは、Schaff Trend Cycle(シャフトレンドサイクル)というトレンドのサイクルチャートを紹介したい。
Schaff Trend CycleはスローストキャスティクスとMACDを合成したテクニカル指標として知られているが、筆者はこれを相場の方向を確認する用途で観ている。
0から100の数値が出ているが、筆者は売られすぎとか、買われ過ぎといったポイントには全く注目していない。Schaff Trend Cycleの転換点(黄色の丸をつけたポイント)が、この指標が示唆する相場の転換点である。
セールスフォース(ティッカーシンボルCRM):(日足)MACDとトレンドサイクルチャート
<5月に売りトレンドに転換。現在、弱含みレンジ調整相場。トレンド転換待ち>
アドビ(ティッカーシンボルADBE):(日足)MACDとトレンドサイクルチャート
<5月に売りトレンドに転換。現在、横ばいの日柄調整相場。トレンド転換待ち>
トゥイリオ(ティッカーシンボルTWLO):(日足)MACDとトレンドサイクルチャート
<6月に買いトレンドに転換。現在、買いトレンド相場継続中>
ワークデイ(ティッカーシンボルWDAY):(日足)MACDとトレンドサイクルチャート
<5月に売りトレンドに転換。現在、強含みのレンジ相場。トレンド転換待ち>
マイクロソフト(ティッカーシンボルMSFT):(日足)MACDとトレンドサイクルチャート
<6月に買いトレンドに転換。現在、買いトレンド相場継続中>
サービスナウ(ティッカーシンボルNOW):(日足)MACDとトレンドサイクルチャート
<5月に売りトレンドに転換。現在、強含みのレンジ相場。トレンド転換待ち>
日々の相場動向については、ブログ『石原順の日々の泡』を参照されたい。