昨日、大学生100人程度を相手に、講演と云うか、様々な質問に答えるセッションをしました。そのイベント自体は、私のパート以外も合わせると3時間半ほどの長さのもので、休みの日に大学生がこんなに大勢集まり、じっと話を聞いているのにビックリしました。テーマは、起業とかキャリアとか、学生のうちにやっておくべきこととか、そんな話だったのですが、イメージとしては大学受験の予備校のようなもんでしょうか。
平均年齢は20歳程度。私とは30歳以上離れています。「未来を創るのは君たちだ」と云う良くあるセリフで乾杯もしたのですが、これは文字通りそう思ったもので、彼らの好奇心の高さ、貪欲に質問する態度、知ってる情報の多さと、質疑応答する際の節度に、後生畏るべしとは良く云ったもので、本当に最近の若者は性能が上がってきているように思いました。
世間では、「近頃の若い奴は」と云う声が多いですが、私はそうは思いません。
中々どうして大したものです。しかし学生だからそう思ったのかなぁ。昨日は晩に、社会人2年生とも会ったのですが、学生よりも当たり前ですが知識や節度が更に上昇していて、しかしこの加速度で知識と節度が増えていくと、早晩動きづらくなる可能性もあります。こう云った若い人たちを、しっかりと伸ばしていってあげなくてはならないなと、そう思ったのでした。