週末は当社コンタクトセンターのある八戸のお祭り、三社大祭へ行ってきました。
30近い町が山車を繰り出す壮大なお祭りです。八戸にオフィスを持たなければ、恐らく知らずじまいで終わったかも知れませんが、八戸には他に冬(2月)のえんぶりというお祭りもあり、中々情緒豊かです。えんぶりは、その年の豊作を願う豊年祭であり、三社大祭は元々は秋の感謝祭・収穫祭であったところ、観光上の事情などからこの時期に移されたようです。
三社大祭の季節が近付くと、当社八戸オフィスの中にもそわそわし始める社員が何人もいて、当日もさらしを巻いて山車の上で太鼓を叩く社員が、私が見届けただけでも2人います(因みに女性です)。大人が山車を作り、子供がひき、お囃子はお姉さんが笛を吹き、小さな子供が山車の上でちょこんと並んで座って小太鼓を叩き、そして大人が大太鼓を叩く。物理的な山車の運行を注意深く、黒子的に管理しているのは大人。そして掛け声の音頭を取っているのは、先頭の方を歩く、通常小さな子供。
世代をつなぐ直列コミュニティーがそこにはあり、微笑ましいというか、いいなぁと思います。ベッドタウンに育った私は、本当のお祭りにきちんと組み込まれた経験がないので、羨ましいとさえ思います。生活に根差したものを感じるお祭りはいいですよね。時間が許しませんが、日本中のそういうお祭りを見たいとよく思います。ちょっとずつちゃんと企画しようかな。