ピーク時以外の節電は何故するのか?揚水発電に必要な(夜間)電力も、毎日電力が余っている現状では、そもそも水を放水しないで蓄えられているでしょうから、現状では要りません。電気は蓄えることが難しいですから、毎日余らせても将来の備えになる訳ではありません。暑さに我慢しても、その我慢が何かを助ける訳ではありません。節電によって暑苦しくて仕事の生産性が落ちたり、飲食店の売り上げが落ちてしまったら、経済にも悪影響で、今の日本では極力避けるべきことです。
なんでもいいから我慢しろ、と云うような精神論では、太平洋戦争中と変わりません。21世紀の、しかも世界第3位の経済大国の政府として、このような柔軟性のないことをしていて、本当にいいのでしょうか?しっかりと国民に説明して、ピーク時だけ節電をすればいいではないですか。もっと暑くなって真剣に節電しなければならない時が来たら、その時節電すればいいではないですか。これでは、合理的な説明もしないで取り敢えず「何でもダメだ!」と小学生の子供に云っている、カッとして怒ったどこかの親父と変わらないではないですか。