証券優遇税制の2年間延長が決まりました。株式の配当や譲渡益に掛かる税率を、20%に戻さず10%のままあと2年行こうということです。これは喜ばしいことです。

しかし思うのですが、企業が社債を発行すると(或いは銀行が預金という形でお金を借りると)、その利子は企業にとって費用になりますが、一方で企業は税引き後の利益の中からしか配当を払うことが出来ません。利子と同じように、配当も費用として損金算入できないものでしょうか?

企業は配当を払いやすくなる。配当に対する課税から税収もある。もちろん企業の利益が配当金の分だけ減りますから、法人税収は減ります。しかし配当を多く払えば、お金が良く回る。配当をもらった個人や企業が消費や投資に回せる。そして配当が高くなれば、日本の株式市場はグンと上がるでしょう。そこからまたいわゆる資産効果も期待できる。

税は難しくて、私は素人なので色々問題はあるかも知れませんが、いいと思うんですけどねぇ~。因みにこのアイデアは、私の敬愛するT先輩のアイデアです。