今日は三の酉。二の酉が日曜日だったので、そこで酉の市に行くつもりだったのですが、突発状況で行けなくなり、今日の三の酉に行くことにしました。然しながら日中も夜も用事が詰まってて行けないため、昨日の深夜に行くことにしました。浅草の鷲(おおとり)神社の酉の市は、酉の日の0時から24時までの開催なので、今日未明、午前1時半頃に行ったのです。

私達は毎年酉の市に行きますが、いつも大混雑で大変です。しかし今日はあまりにも時間が早くて(というか深夜のため)、大勢の人は居るものの、混雑という状況ではなく、普通に歩けて、お詣りも出来て、ゴキゲンでした。

鷲神社の酉の市は、各店の熊手がモリモリとボルダリングの壁のように、碁盤の目に作られている歩く径の両脇にそびえています。特に夜はそれらが本当に煌めいていて、神社本殿前の提灯も大量にあり、異世界かアニメの世界に迷い込んだようで、とても幻想的で素敵です。そして各お店では、酉の市独特の拍子の手締めと掛け声が鳴り響き、まさにワンダーランドです。今回は午前2時頃に居たので、飲み屋さんが終わった後に酉の市に来たお客さんやお店の人も多く、雰囲気が更に幅というか拡がりがありました。

去年も買ったお店で、マネックスグループと松本家用の熊手をそれぞれ買い、両親の分も買い、お店の人と一緒に手締めをしました。江戸の風物詩、我が家の年間行事です。今朝、場が開く前にオフィスに熊手を飾って、私のささやかな、何年もずっと続けている、大切な仕事を終えました。清々しい気持ちです!