僕は、日本人にこそ米国株投資を通じて資産形成をしてほしいと考えています。
僕は政治家ではないので、日本の政治を良くすることはできませんが、外国の株式投資についてその良さをわかりやすく伝え、実際に一歩踏み出してもらうことで、日本のために貢献できると思っています。長期的に資産が増え、生活に少しでも余裕が生まれるのだとすれば、それは十分に意味のあることではないかと信じています。
世の中には投資を語る専門家が溢れています。
ただ、その中には「語るだけ」で、自ら実践していない人も少なくありません。いわば評論家です。ましてや、自分が勧めた投資の成果を数字で検証し、公開している人は多くないのが実情ではないでしょうか。
それでは説得力は生まれません。
だから僕は、まず自分でやることにしたのです。
2020年末から、S&P500とナスダック100に連動する投資信託へ、毎日1,000円ずつ積み立てることから始めました。
ただそれだけのシンプルな運用です。そして、その成績を毎月すべて公開する。
マーケットの話題も含め、良いときも悪いときも隠さず伝える。
それがYouTube「ハッチの積立投資クラブ」です。
気がつけば5年が経ちました。
現在12の投資信託に投資をしており、これまでの累計投資額は3,809,114円。それが足元では6,901,435円の評価額となり、リターンは+81.18%に達しています。
タイミング投資も、個別銘柄選択もしていません。
ただ淡々と積み立てただけです。
それでも、これだけ増える。
僕は金融の世界に40年間身をおいていて投資のことはわかっていたはずなのですが、長期投資の本質は、技巧ではなく「継続」だということを、身をもって実感しています。
僕が大学生の頃、毎日100円や1,000円から自動で投資できる仕組みはありませんでした。株式投資は特別な行為でした。しかし今は違います。銀行預金の延長のような感覚で始められ、しかも放っておいても資産を増やすことができるのです。
積立投資は、もはや“投資の裏ワザ”ではなく、生活インフラに近い存在だと思っています。
ありがたいことに、この番組は多いときは月に10万回以上再生されます。講演会に行くと「動画を見ています」とか、「不安なときの支えになっています」と声をかけていただくことも増えました。
誰かが長期投資を始めるきっかけになれているのだとしたら、それだけでこの取り組みには価値がある。そう感じています。
ただ、最近になって、僕自身の中に新しいテーマが生まれてきました。
それは、「何のために投資をしているのか」という問いです。
若い世代であれば、結婚、教育費、住宅購入など、目的は明確です。
僕の世代であれば老後資金という目標もあるでしょう。
資産は着実に増えている。
けれど、この番組は増やすこと自体が目的になってはいないか。
次に考えるべきは、「どう増やすか」ではなく、「どう使うか」なのではないか。
増えたお金で、人生をどう豊かにするのか。
どうすれば、より自由で、より楽しい選択ができるのか。
投資の第一章が“資産をつくる”ことだとすれば、
次の章は“資産の使い方を考える”ことなのではないでしょうか。
これからは、そんなテーマについても、皆さんと一緒に考えていければと思っています。
