【米国株式市場】ニューヨーク市場
NYダウ: 49,412.40 △313.69 (1/26)
NASDAQ: 23,601.36 △100.11 (1/26)
1.概況
米国市場は主要3指数が揃って上昇となりました。ハイテク株を中心に買いが優勢で、相場をけん引するも、トランプ米大統領が自身のSNSで、カナダが中国と合意した関税引き下げを履行するなら「カナダからの輸入品に100%の関税を課す」とすでに表明していることなどから、関税政策が景気に悪影響を与えるとの懸念が投資家心理の重荷となりました。
ダウ平均は小幅高で取引を開始すると、前半は一進一退の推移となりました。中ごろから上げ幅を拡大するとその後は堅調な推移となり、最終的には313ドル高の49,412ドルで反発となりました。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は100ポイント高の23,601ドルで4日続伸、S&P500株価指数も34ポイント高の6,950ポイントで4日続伸となりました。
2.経済指標等
2025年11月の米耐久財受注が発表され、市場予想(前月比3.0%増)を上回る前月比5.3%増となりました。前回10月は同2.1%減であり、持ち直す結果となりました。
3.業種別動向
S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち8業種が上昇しました。コミュニケーション・サービスが1.3%高でセクターの上昇率トップとなりました。情報技術と公益事業が0.8%高で続き、金融が0.7%高となりました。一方で一般消費財・サービスが0.7%安となりました。
4.個別銘柄動向
ダウ平均構成銘柄は30銘柄中18銘柄が上昇しました。シスコシステムズ[CSCO]が3.2%高で構成銘柄中の上昇率トップとなりました。また、アナリストが目標株価を引き上げたアップル[AAPL]が3.0%高、キャタピラー[CAT]が1.5%高となりました。一方で12銘柄が売られ、スリーエム[MMM]が1.9%安、ボーイング[BA]が1.5%安、ユナイテッドヘルス・グループ[UNH]が1.3%安となりました。
ダウ平均構成銘柄以外では、メタ・プラットフォームズ[META]が2.1%高、オラクル[ORCL]が3.0%高とハイテク株の上昇が目立ちました。
5.為替・金利等
長期金利は、前日比0.01%低い4.21%となりました。27日朝のドル円は154円台前半で推移しています。
VIEW POINT: 今日の視点
米国市場は主要3指数が揃って上昇となりました。決算を控えるハイテク株に思惑買いが入りました。一方でドル円の円高基調が続いているほか、朝方の日経平均先物は小幅安で推移していることもあり、日本市場は本日も軟調なスタートが見込まれます。日中の材料には第51回衆議院選挙の公示が予定されているほか、2025年12月分の企業向けサービス価格指数と、同月の工作機械受注総額の発表が予定されています。
(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 山口 慧太)
