9月に入りました。例年9月は月足陰線になりやすく大幅下落を挟みやすい月ですので注意が必要です。陽線で終わるとしても、下髭が長い陽線になりがちですので下手に買い下がらないよう注意したいところです。
先週の月曜日(8月25日)から下落相場が続いています。海外のブロックチェーン追跡サイトを見ていると、日々、BTCの現物が売却されているのがわかります。個人的には、9月中旬~下旬以降に買い戻しの動きがあると予想しているため、そこにあわせて私も買い戻していこうと考えています。今週も引き続き戻り売り目線でチャート分析していきます。
BTC(ビットコイン)は1,500万円割れを意識、戻り売りの目安は下降トレンドラインか
BTC/JPY日足チャート分析から入ります。下降トレンドラインに沿って反落中です。MACDは0.00をしっかりと割り込んでマイナス推移となっており、下落トレンド継続の合図と考えられます。今週も一段安になる可能性が高く、下値を切り下げていくイメージです。
目先のターゲットはSMA200(橙)が控える1,500万円割れを意識しており、1,480-1,490万円付近からは買い場と割り切り、このあたりから押し目買いトレードを再開したいと思います。
まだ距離があるため、来週(9月8日週)以降になるとみています。早ければ週末にこの位置に到達している可能性もありますが、少しずつ様子を見ながらの買いトレードを実施予定です。なお、2024年は9月雇用統計発表後の土曜朝方に安値をつけました。
BTC/JPY4時間足チャート分析です。戻り売りの目安は下降トレンドラインでしょうか。1,600-1,625万円が今週の戻り売りの目安です。または先に安値を更新する場合、SMA90(水色)も後を追うように下げ足を早めるため、下降トレンドラインと重なる頃にまた戻りを売るとよいかもしれません。
戦略としては下値を先に更新し、再び大きな戻りを試すであろう週後半~週末を意識したトレードも頭に入れておくと良いでしょう。個人的にはすでにショートポジションを持っているため、追加を入れる場合は週後半~週末にかけての戻りに売りを意識していこうと思います。
ETH(イーサリアム)、並行チャネルレンジ下限を今週トライか?最終的には下限ラインブレイク方向をイメージ
ETH/JPY日足チャート分析です。先週(8月25日週)もETHトレジャリー企業やこれに追随するクジラ投資家が毎日のように断続的に購入を続けているようです。
ドルコスト平均法で毎日一定レベルの買いを行っているため、今週もそのように動いてくる可能性があるでしょう。しかし、BTC連れ安にもなっており、クジラ投資家の買いが減少すれば、あっという間に反落する可能性があります。
現在、下限ラインとSMA30(黄色)がサポートとなっていますが、ここを割り込むとチャート形状も悪くなるため、戻り売りで参戦してくるトレーダーも増えてくるでしょう。ETHは今週から本格的に地合いが悪くなってくると予想します。
ETH/JPY4時間足に時間軸を落とします。並行チャネル下限ラインとSMA200(橙)が62万5000円~63万円で推移しています。9月2日~3日にこの付近で推移していると短期的な買い場になりやすいと予想しますが、ここを割り込むと日足レベルでもテクニカル的には下落トレンドスタートになります。ストップは浅めの買いトレードを1度狙う程度でしょうか。
9月は下落相場になりやすいため、ブレイクする方向で意識しておいたほうが無難でしょう。個人的にはショートポジションを持ったまま、このサポート水準では利食いを行い、再度戻りを売るイメージでトレードしていく予定です。
今週も下落目線を継続、9月中旬以降は押し目買い戦略に転じるイメージで戻り売り相場を意識しています。
