米国企業の1~3月期決算発表が本格化する中、市場予想を上回る利益を発表する企業が相次いでいます。そして、底堅い企業業績を支えに、米国株式市場はトランプ政権の関税政策発表前の水準を回復しつつあります。
こうした状況の中で、今回はS&P500構成銘柄の中から、アナリストの目標株価(コンセンサス)と現在の株価の乖離率が大きい順に15銘柄をピックアップしてみました。リストには、半導体分野のエヌビディア[NVDA]やマイクロン・テクノロジー[MU]、年初から軟調な推移が続いているヘルスケア関連のモデルナ[MRNA]、メルク[MRK]、ユナイテッドヘルス・グループ[UNH]、さらにクルーズ船運航会社のカーニバル[CCL]およびノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングス[NCLH]などが含まれています。
なお、目標株価はあくまでアナリストの予想値を集計したコンセンサスであり、必ずしも達成が保証されているわけではありません。また、市場環境や企業の業績見通しの変動によって、これらの予想値が修正される可能性がある点にも留意が必要です。