朝ジョギングしながらポッドキャストを聞きます。全てニュースもので、日本語がふたつ、英語がひとつ。「ながら」で情報を得られるので便利です。しかし、気になることがあります。

日本語のふたつの番組、どちらもパーソナリティは複数の人が曜日によって交代で務めています。そういうお仕事ですから男性も女性も美声です。しかし、単語のイントネーションが間違っていることがしばしばあるのです。今朝も二番組とも少なくともひとつずつ間違っていました。

耳への当りが良くないこと以上に、これを聞いて間違ったイントネーションが広がるのではないか、という不安を感じます。最近私がつぶやきで書く、SNSの普及による非社会化の問題と同根かも知れません。ライブでも対面でもなく、閉ざされた1対1の関係の中で、かつ一方向に発信されるので、「間違ってるよ」というフィードバックを得にくく、直りにくいのではないかと。これもデジタル社会のひとつの弊害かも知れません。

翻って考えるに、現代に於いては、フィードバックを正しく多く、かつなるべくリアルタイムに得ることが肝要ですね。気を付けたいと思います。