久しぶりの押し目らしい押し目である。「押し目待ちに押し目なし」を地で行く相場が続いていただけに絶好の押し目買いチャンスだろう。理由は以下の通り。

1.今回の下落要因は、米国株式市場固有の混乱を嫌気したものであり、日本株にはほとんど関係ないものだからだ。個人投資家がSNSで結託してぼろ株を買い上げる投機行動が当局による規制議論にまでエスカレートしたり、ヘッジファンドが損失穴埋めのためにポジションをアンワインドしたりする騒動に発展している。それも所詮、個人投資家による投機的な行為なので、天下の米国市場がいつまでもこのような問題で混乱し続けるはずがない。一時的な波乱要因でしかないだろう。

2.昨年11月の記録的な上昇相場のあと、日柄調整に入った日経平均は25日移動平均を下回る水準で調整を終え、そこから年末ラリーが始まった。今回の下げで日経平均は25日移動平均を下回っており調整はじゅうぶんである。

3.足元の決算発表は想定通り、上方修正ラッシュとなっている。ファンダメンタルズが強い中で、米国発の心理的な不安材料で売られる時は絶好の買い場である。

4.為替のトレンドが変わってきた。ドル円相場は25日線にサポートされながら、昨年来ずっと頭を抑えられてきた75日線を明確に上抜いてきた。これは非常にエンカレッジングな材料だ。

出所:マネックス証券投資情報サイト