用語分類「取引」
外国投資信託
外国投資信託とは、外国の法令に基づいて海外で設定された投資信託のことを指します。略して「外国投信」や「外国籍投信」とも呼ばれます。運用対象が日本株や日本の債券であったとしても、設定が海外で行われていれ...
金融相場
金融相場とは、景気後退期に見られる株価の上昇現象を指します。
通常、経済が不振に陥ると、政策当局は景気を刺激する目的で金融緩和策を採用することが多いです。これにより金利が低下し、市場に余剰資金が流入...
逆張り
逆張りとは、金融市場において、一般的な市場の動きやトレンドに逆らって取引を行う投資戦略のことです。
たとえば、株価が急落したときに、その株式の価値が過小評価されていると判断して買い注文を出すことが逆...
権利入札
権利入札とは、証券金融会社が制度信用取引において担保として保有する株式から生じる権利処理を競争入札方式によって売買する方法です。これは株式分割や新株予約権の割り当てなど、株主に特定の権利が付与される際...
限月間スプレッド取引
限月間スプレッド取引とは、異なる期限の同じ金融商品を同時に売買する取引のことです。この取引は、広い意味でのアービトラージ取引(裁定取引)の一形態に該当します。
たとえば、先物市場において、ある商品の...
現引
現引とは、信用取引で買建てた株式を現物として受け取る決済方法です。信用取引では、投資家が証券会社から資金を借りて株式を購入します。現引を行うとき、投資家はこの借り入れた資金を返済し、代わりに実際の株式...
現渡
現渡とは、信用取引で売建てた株式と同じ銘柄の現物株を差し出すことで返済する決済方法です。
具体的には、投資家が信用取引で売り出した株式と同じ銘柄の現物株式を保有している場合、その現物株式を証券会社に...
公開買付
公開買付とは、株式公開している会社の株式を市場外で買い付ける方法の一つです。これはTOB(Take Over Bid)とも呼ばれ、主に企業買収の際に用いられます。
具体的には、買付を希望する公開買付...
合成先物
合成先物とは、先物の売付け又は買付けを行った場合と同じポジションとなるよう、同じ限月、権利行使価格のコールオプションとプットオプションを組み合わせたもの。先物や現物株式と組み合わせることにより裁定取引...
上海証券取引所
上海証券取引所とは、中国の上海市にあるアジア最大級の株式市場です。この取引所では、中国本土の企業が発行する株式(上海A株・上海B株)や債券などの金融商品が取引されています。
上海証券取引所は、中国の...
CFD
CFDとは、差金決済取引(Contract for Difference)の略称称で、投資家が株式、通貨、指数、商品などの実際の資産を所有することなく、その資産の価格変動を取引する金融派生商品の一種で...
順張り
順張りとは、金融市場において、現在のトレンドに従って取引を行う投資戦略のことです。
具体的には、株価が上昇トレンドにあり、今後も上昇が続くと予想される場合には、その株式を購入します。逆に、株価が下落...
ジリ安
ジリ安とは、株価や為替レートなどの価格が、小幅ながらも継続的に下落していく状態を指す相場用語です。
「ジリジリと」値下がりしていく様子を表現しています。ジリ安の状態では、大きな下落はないものの、徐々...
ストラングル
ストラングルとは、オプション取引における戦略の一つで、同一の原資産と満期日を持つが、異なる権利行使価格のコールオプションとプットオプションを同時に買う(または売る)取引のことを指します。
ストラドル...
制度信用取引
制度信用取引とは、信用取引の一種で、証券取引所により品貸料の金額や弁済の期限などが決められている信用取引を指します。これに対して、証券会社が個々に品貸料の金額や弁済の期限を定めているものを一般信用取引...
立合外分売
立会外分売とは、立会外取引の一種で、上場株式のまとまった売り注文を小口に分けて、不特定多数の投資家に売り出す売買方法を指します。
証券会社は投資家からこの制度を使って大量の株式を売る注文を受けると、...
直接金融
直接金融とは、企業や政府が資金を調達する際に、銀行などの金融機関を介さずに、投資家から直接資金を集める方法のことです。具体的には、株式や社債、公債などの証券を発行して、これを投資家に販売することで資金...
つなぎ売り
つなぎ売りとは、現物取引で保有している株式を、信用取引で空売りすることを指します。
株価が上がっても、下がっても、現物取引の損益と信用取引の空売りの損益が相殺されるため、価格変動リスクをヘッジしつつ...
手控え
手控えとは、投資家が積極的な売買を控え、様子見の姿勢を取ることを指す相場用語です。
手控えの状態では、市場参加者が新規の投資や大きな取引を控えるため、取引高が減少し、相場の動きが鈍くなる傾向がありま...
ドル・コスト平均法
ドル・コスト平均法とは、一定の金額を定期的に投資することで、市場価格の変動によるリスクを分散し、長期的に投資単価を平均化する投資戦略です。
たとえば、ドル・コスト平均法に基づいて毎月一定金額の投資信...