用語分類「取引」
現物取引
現物取引とは、投資家が手元の資金を用いて株式等を購入し、その株式等を実際に所有する取引方法を指します。購入した株式の価格が上昇すれば利益を得ることができ、価格が下落すれば損失を被ることになります。現物...
公開買付
公開買付とは、株式公開している会社の株式を市場外で買い付ける方法の一つです。これはTOB(Take Over Bid)とも呼ばれ、主に企業買収の際に用いられます。
具体的には、買付を希望する公開買付...
公開買付代理人
公開買付代理人とは、企業の株式公開買付(TOB)を実施する際、公開買付者に代わって株式の買い付け手続きを実行する金融機関や証券会社を指します。
公開買付代理人の主な役割は、株主からの応募受け付け、買...
国債先物オプション
国債先物オプションとは、長期国債先物取引を基にしたオプション取引です。この取引では、投資者があらかじめ支払ったプレミアム(オプション料)によって、将来の特定の日に定められた価格で国債先物を買うか売る権...
裁定取引
裁定取引とは、価格の不均衡を利用して利益を得る取引のことです。サヤ取りともいいます。
たとえば、同じ株式が異なる証券取引所で異なる価格で取引されている場合、低い価格で株式を購入し、高い価格で売るこ...
証券コード
証券コードとは、株式や債券などの金融商品を識別するために使用される一意の番号・アルファベットのことです。証券コードは、取引所や市場での取引を円滑に行うために必要であり、各証券に固有の番号・アルファベッ...
証券取引所
証券取引所とは、株式や債券などの有価証券を公正かつ円滑に売買するための市場を提供する金融機関です。
証券取引所は、取引の場を提供するだけでなく、上場企業の審査や監督、価格情報の公表、取引の清算・決済...
証拠金
証拠金とは、先物取引やFX、オプションなどの取引をする際に、取引により損失が生じた場合でも決済ができるように一定額の金銭を預けておく必要があります。この預け入れる金銭を「証拠金」と呼び、証拠金を使用し...
信用取引
信用取引とは、投資家が証券会社からお金や株を借りて、株式取引を行う方法です。信用取引を利用することで、投資家は自分の持っている資金以上の金額で株を買ったり、まだ所有していない株を売ったり(空売り)する...
ジリ安
ジリ安とは、株価や為替レートなどの価格が、小幅ながらも継続的に下落していく状態を指す相場用語です。
「ジリジリと」値下がりしていく様子を表現しています。ジリ安の状態では、大きな下落はないものの、徐々...
スワップ
スワップとは、二者間で金融取引を行う際に、決められた期間において互いのキャッシュフローを交換する契約のことです。
例として通貨スワップが挙げられ、これは異なる通貨の金利と元本を交換するものです。
スワ...
制限値幅
制限値幅とは、株式や先物取引などの金融商品が一日の取引で変動できる価格の最大範囲を指します。この制限は、市場の急激な価格変動を防ぎ、取引の秩序を保つために設けられています。
たとえば、ある株式の制限...
制度信用取引
制度信用取引とは、信用取引の一種で、証券取引所により品貸料の金額や弁済の期限などが決められている信用取引を指します。これに対して、証券会社が個々に品貸料の金額や弁済の期限を定めているものを一般信用取引...
前引け
前引けとは、取引所において前場が終わる前の最後の売買を指します。
取引所では、昼の休憩時間を挟んで、前場(午前)と後場(午後)に取引時間が分かれており、前場の最後の売買を前引け、後場の最後の売買を大...
全面安
全面安とは、株式市場やその他の金融市場において、ほとんどの銘柄や資産が一斉に値下がりする現象のことです。この状況は、投資家の間で広範な売り圧力が発生し、市場全体が弱気の状態にあることを示しています。
...
相場操縦
相場操縦とは、株式やその他の金融商品の市場価格を人為的に操作する行為です。この行為は、不正な手段を用いて市場の供給と需要のバランスを意図的に変えることにより、自分や特定のグループに利益をもたらすことを...
ソブリン債
ソブリン債とは、各国・地域の政府や政府関連機関が発行する債券のことです。これらの債券は、政府が資金を調達するために発行され、投資家に対して一定期間後に元本と利息を返済することを約束します。ソブリン債は...
損切り
損切りとは、投資において損失が拡大する前に、意図的に決済を行って損失を確定させる行為です。
投資家があらかじめ設定した損失の限度に達した場合や、市場の状況が予想と異なる方向に進んでいると判断したとき...
立合外分売
立会外分売とは、立会外取引の一種で、上場株式のまとまった売り注文を小口に分けて、不特定多数の投資家に売り出す売買方法を指します。
証券会社は投資家からこの制度を使って大量の株式を売る注文を受けると、...
大納会
大納会とは、日本の株式市場における年末最終取引日を指します。この日は、年間の取引を締めくくる日であり、投資家や市場関係者にとっては、その年の株式市場の成績を振り返る機会となります。
通常は12月30...