日経平均が前日比で1343円も騰げ、実に21年7ヶ月ぶりの上げ幅を記録しました。1994年1月31日以来とのこと。歴代6番目の大きさ。上昇率で見ても、歴代9位とのこと。これは流石に凄い。
マーケットのボラティリティは当面高いだろうと私は云って来ました。そして日本株には強気でしたが、今日の記録にはちょっとビックリです。ボラティリティが高いマーケットの中で、売られ過ぎたから強く買い戻された。簡単に云うとそうなりますが、この様子だとボラティリティの高い状況は更に続くことでしょう。
1994年頭と云うと、私は米系投資銀行でトレーディングに明け暮れていた頃です。
でも何があったのだろう、その日?細川首相の時代のようです。ネットで検索しても大したニュースも見つかりません。きっと21年前も、大した理由もなく、日本株は大きく騰げたのでしょう。マーケットってそんなもんです。
と、ここまで書いて、翌朝の朝刊の記事を見つけました。政治改革関連法が成立したのをきっかけに、景気対策への期待が高まり外国人投資家が買い、法案が通らないと見て政治混迷の中で売っていた・もしくは買い控えていた国内投資家も一気に買い戻したため、と書いてあります。分かるような分からないような。
要は何となくモヤモヤしていてマーケットは弱かったが、そのモヤモヤが晴れた気になったので一気に買い戻したと云うことでしょう。今回も似た感じですね。明日はどんなマーケットになることやら。暫くは目が離せません!