文化の違いを作るものは何か?到底簡単には答えの出そうのない問題について、敢えて考えを少々巡らせてみました。私が思い付いた考えられる要素は大きく分けて3つ。人に外界から入ってくるもの。これは五感を通した色・風景・自分たちがどう見えるかから、温度、匂い、音、そして味があるでしょう。次に人の記憶。これは歴史や教育、慣習などでしょうか。最後に人が自ら引き継いできたもの。これは記憶と似てるかも知れませんが、人種とかそう云うことではなく、言葉。人は言葉によって全てを考えるので、記憶とは若干違って、新しく考えることであっても影響を受けるでしょう。しかしこれはやはり記憶と似たカテゴリーかも知れません。すると大きく分けると五感と記憶でしょうか。いや、もうひとつあるかも知れません。同じような人たちが集まっているのか、様々な人たちが集まっているのか。後者の代表はニューヨークやパリ・ロンドンなどがあります。

フィンランドは緯度が高い。このことが五感に決定的な影響を与えているでしょう。記憶は、小学校か中学校の歴史の教科書(もしくは昔話、道徳的な偉人伝など)を読むのが手っ取り早い気がしますが、いかんせん言葉が分かりません。するとやはり言葉か。フィンランドの言葉はドイツ語とロシア語の中間のような感じで、しかし刺々しさがない、柔らかい感じです。そして緯度の高い透明で淡い光と、基本的に同じような人たち。そんなことが文化に影響しているとは思うのですが、あまりにも浅すぎる分析に自分でも恥ずかしい限りです。このテーマはまたいずれ考えたいと思います。

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◆◇◆ お知らせ ◆◇◆

8月27日(火)に予定しておりました『松本大とここだけトーク』ですが、
松本に急遽スケジュール変更が生じましたため、中止とさせていただきます。
参加をご予定くださっていた方には、大変申し訳ございません。
次回のご参加をお待ち申し上げております。